TENSEI塵語

2007年03月08日(木) 畑違いで世界一のコーチ

シンクロナイズド・スイミングを見るたびに、
ロシアの演技の良さは圧倒的だと感じないではいられないのだが、
今夜、そのロシアチームの訓練の取材をTVで見た。

コーチは、今はでっぷりと太った、逞しく怖い感じのおばさんであるが、
若いころは新体操の代表選手で、その前はバレエをやっていたそうだ。
今でもバレエを見るのが1番の楽しみだそうだ。

そうやって培われたセンスで、ああいう振り付けが生まれるのだろう。
また、新体操の訓練を取り入れた床の上での訓練がかなり厳しいようだし、
バレエのような表現力を徹底的に求めているようだ。

ロシアの演技は、力強くダイナミックでありながら、しなやかでもある点で
他の国の演技とどう比較しても圧倒的である。
細かいルールや規定は知らないけれども、見た感じが率直にそうなのだ。
コーチの経歴や理念を聞いて、なーるほど、、と思った。
コーチの将来の夢は、シンクロとバレエを融合することだそうだ。


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