TENSEI塵語

2007年02月23日(金) IL DIVO ライヴDVDを見た

男どものライヴなんて興味ねぇぞ〜、と思いつつDVDを注文してしまい、
きょう帰ったらそれが届いていたので、ちょっとだけ見てみようと
見始めたら、結局最後までやめられずに見てしまった。

画質もあまりよくないし、音質もよくない。
ミキシングもうまく行ってなくて、歌声のバランスがよくない。
CDは実に完成度高いが、こちらはかなり音楽的に楽しむには劣っている。
名曲「もし僕を愛してくれたなら」など、伴奏に乗ってもいなかったので、
ますます残念だった。
それでも途中でやめられず、最後まで見てしまった。

もちろん、サラちゃんのライヴを何度も繰り返して見たときの、
音楽+容姿の魅力みたいな、容姿にも惹かれたからではない。
また、サラちゃんのライヴのように、バックにダンサーを置いたり、
格別に凝った演出をするわけでもない。

それでもおもしろかった。
もちろん、まず第一にいい曲が次々に聞けるという良さがある。
それは基本だ。曲がつまらなかったら退屈で退屈でしょうがなくなる。
興味深いのは、彼ら4人がどう歌い分けているかということや、
どんな風にそれぞれの個性を発揮しているかということである。
とりわけ、ディヴィッド・ミラーの熱唱はすごい。
「ビリーヴ・イン・ユー」ではセリーヌ・ディオンのパートを
テノールで歌いきってしまった。。。
とにかく、いろいろなところに感心してしまうのだ。

そして、ライヴならではの、観客のさまざまな反応。
1曲ごとに立ち上がって拍手を贈る観客たち。
そう若くもない歌い手たちを、そう年配でもない女性たちが
熱っぽく見つめ、笑顔で手を振り、握手を求め、、、
一方で、騒がないけれど、目に涙をたっぷり溜めて見つめてるおばさんたち。
私が想像していた以上に世界の女性たちを熱狂させていたようだ。。。


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