TENSEI塵語

2007年02月11日(日) きょうのステージ

以前はステージに上がることに緊張しまくっていた。
今も、自分も楽器を演奏しなきゃならんとなると緊張しまくる。
でも、指揮者としてステージに上がる限りでは、
何年前からか、、、大体10年くらい前からだと思うのだが、
緊張するというよりは、わくわくする気持ちの方が強くなっている。
最近の「のだめカンタービレ」の千秋が本番前に団員によく言っている、
「さあ、楽しい音楽の時間だ」という心境である。

きょうは、市の音楽連盟の「わくわくコンサート」の出番だった。
出演指定時間は15分で、2曲だけである。
メリー・ポピンズのメドレー「お砂糖ひとさじで」と、
「カラオケデュエットメドレー」を選曲した。
「カラオケデュエットメドレー」の内容は、「銀座の恋の物語」
「男と女のラブゲーム」「カナダからの手紙」「ロンリー・チャップリン」
「居酒屋」の5曲である。

こういう歌を、私は普段好んで聞きもしないし歌いもしない。
この5曲のうち、前の3曲は若いころ聞いたことがあるが、
後の2曲はこの編曲譜で初めて知ったくらいである。
演歌や民謡なども、積極的に聞くことはない。
それでも、こういう曲を、吹奏楽で演奏するのは大好きなのである。
不思議なことだが、それがそのまま正直な思いなのだ。

帰りに、きょうの演奏を録音したCDを渡された。
こういう点は改善しなきゃ行けないな、というチェックをしながらも、
演奏を聞くのが楽しくて、5回繰り返して聞いてしまった。
「メリー・ポピンズ」はもともと、もっとも好きな映画のひとつである。
「カラオケデュエットメドレー」を次回やるときには、
是非歌手を用意したいものだと、強く思った。
そうしたら、もっと楽しい出し物になるだろう。
その代わり、後で繰り返し聞きたい気持ちはなくなるだろうけど。。。


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