以前はステージに上がることに緊張しまくっていた。 今も、自分も楽器を演奏しなきゃならんとなると緊張しまくる。 でも、指揮者としてステージに上がる限りでは、 何年前からか、、、大体10年くらい前からだと思うのだが、 緊張するというよりは、わくわくする気持ちの方が強くなっている。 最近の「のだめカンタービレ」の千秋が本番前に団員によく言っている、 「さあ、楽しい音楽の時間だ」という心境である。
きょうは、市の音楽連盟の「わくわくコンサート」の出番だった。 出演指定時間は15分で、2曲だけである。 メリー・ポピンズのメドレー「お砂糖ひとさじで」と、 「カラオケデュエットメドレー」を選曲した。 「カラオケデュエットメドレー」の内容は、「銀座の恋の物語」 「男と女のラブゲーム」「カナダからの手紙」「ロンリー・チャップリン」 「居酒屋」の5曲である。
こういう歌を、私は普段好んで聞きもしないし歌いもしない。 この5曲のうち、前の3曲は若いころ聞いたことがあるが、 後の2曲はこの編曲譜で初めて知ったくらいである。 演歌や民謡なども、積極的に聞くことはない。 それでも、こういう曲を、吹奏楽で演奏するのは大好きなのである。 不思議なことだが、それがそのまま正直な思いなのだ。
帰りに、きょうの演奏を録音したCDを渡された。 こういう点は改善しなきゃ行けないな、というチェックをしながらも、 演奏を聞くのが楽しくて、5回繰り返して聞いてしまった。 「メリー・ポピンズ」はもともと、もっとも好きな映画のひとつである。 「カラオケデュエットメドレー」を次回やるときには、 是非歌手を用意したいものだと、強く思った。 そうしたら、もっと楽しい出し物になるだろう。 その代わり、後で繰り返し聞きたい気持ちはなくなるだろうけど。。。
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