今朝は雨がやみかけで、長良川を渡るころは霧が深かった。 午前中は小雨が降ったりやんだりしていた。
朝、校門前の田んぼが広がる景色の中で、 その間を走る道路沿いの電線に、やたらと雀が群がっていたのだが、 2時間ほどすると、それがカラスの大群に代わっていた。 カラスは日ごろからよくやって来るのだが、こんな大群はめったにない。 雀の大群はどうしたかと言うと、屋根のない四角い民家の屋上に止まって、 チュンチュンチュンチュン騒いでいるようだ。 半端な数ではないから、その家に在宅の人がいるならさぞ迷惑だろう。 カラスはその付近にも数羽うろちょろしているが、 雀たちはそれを怖がって飛び立つという風ではなく、安住しているようだ。 カラスは午後になると、田んぼに下りて啄む姿が多くなったが、 全体の数はなかなか減らなかった。
ある日いきなり、こんな風に寄り集まるカラスを見ることがある。 前任校時代に何度か経験したのは、夕方帰宅する途中で見た大群である。 毎日通っていてもそんな光景は見たことがないのに、 ある日とつぜん、電線に数十羽か百羽かの大群が並んでいるのを見て、 異様な光景に、車の中にいても身がすくむ思いである。 ある時は、コンビニに車を止めるときに電線の大群に気づき、 車を降りる勇気が出なくて、コンビニに寄らずに逃げたこともある。
その道路の場合は、近くに山(低い山だが)もあるし、原生林もある。 カラスがたくさんいる場所であることは納得できるのだが、 なぜ、ある日突然、道路の上に寄ってきて集会を開くのかが不思議である。 きょうの場合でも、彼らは突然あそこで集会を開いて何をしてたんだろう? 繁殖期前の、伴侶探しのための合コンみたいなものかなぁ、、と思って、 ちょっと検索して調べてみたら、カラスの繁殖期は3〜7月だと言う。 秋から冬にかけては、群れをなして森や山で眠るのだと書いてある。 この突然の大群について説明しているような記事は見あたらない。 突然大群で現れたのも不思議だが、カラスたちも、場所を譲った雀たちも、 1日中場所を変えずにこのあたりで過ごしていたのも不思議だ。
毎日群れをなして、場所を変えてるだけなのかもしれないけどね。。。 それに出くわすことがめったにないので、異常発生みたいに驚くだけかー?
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