TENSEI塵語

2006年11月18日(土) 休日の職員室

1カ月ぶりの2連休だー、、、と思ったら、
妻が休日出勤で、夕方まで勤務だというので、
夕方市吹に行くときに拾って行く関係で、朝も職場に乗せて行くことにし、
そのついでに私も学校に寄って、雑用片づけをすることにした。

まず、机の上を整理するだけで、2時間近く費やしてしまった。
昨日まで本当にひどい状態で、たまにちょっとばかし整理を試みても、
堆積したプリントや文書の最下層の、机の面と接するところには
10年かからないと到達しないんじゃないかと思われるほどだった。
2時間かけてかなりすっきりはしたが、ファイルフォルダーを忘れたので、
プリント原稿などは結局積み上げただけで、相変わらず邪魔になっている。レターケースの中や本棚の整理もしたかったが、
肝腎な仕事をやらないと来た意味がないので断念して、仕事を片づけた。

休日にはほとんど学校に姿を見せない人が、先週もきょうもいたので、
驚いて尋ねてみると、3年生の模擬テストの監督だという。
あ、そう、って感じである。
これはお得な出勤でいわば高額バイトだから、ご苦労さんと言うに値しない。
進路部の係はわりとたいへんだけど、監督だけなら楽ちんな仕事だ。
1、2年生の担当で出てきている人のほとんどは、
土曜解放の監督や授業をする人で、仕事としてはこちらの方がたいへんだが、
謝金は模擬テストの監督の半分以下か、学年によっては無償とも言われる。
午後から部活動の練習試合に行くために出てきている人もいる。
生徒の引率には手当が付くが、半日だと500円といったところか。

そういう構造が、先週もきょうも、ふと不思議なことに思われた。
同じ場所に同じ時間に存在しながら、存在が金になる人とならぬ人がいる。
それぞれに換算した時給メーターをつけてやるとおもしろいだろう。
かつては、夏休みや冬休みでも、補習授業をする人には謝金が出たが、
成績不振者の補充授業をする人には、同じ時間帯でも謝金がなく、
たいへん不思議なシステムに思われたものだ。
(最近は補習の謝金も時給方式でなくなったので、
 そういう不平等感は薄れているけれど。。。)

それにしても、先週はなぜ仕事w貯めてしまったんだろう、、?
火曜日に出張があったし、木曜の「総合」もいささか準備を要した。
ああ、そうだ、業後に3年生の面接練習指導をやらねばならず、
それが生徒の希望でさらに1回ずつ増えたのだった。
だから、夕方になるとぐったりしてる割に、仕事は放ったらかしだったのだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]