TENSEI塵語

2006年10月28日(土) 造反議員の復党問題

きょうも某高校に頼まれて練習を見に昼に出かけた。
学校で少し仕事もしたかったので、昼前に家を出た。
車中のラジオで、自民党の郵政民営化の際の造反議員復党問題について、
庶民の反対派・賛成派を交互に電話で登場させ、意見を聞いていた。
反対派の主張はわかりやすい。
単なる数合わせみたいな感じで腹が立つ、というのが主だった。
賛成派の主張は、ぐちゃぐちゃして何を言いたいのか私にはわからなかった。

私はある意味では賛成である。
そもそも、党議拘束に従わなかったから追い出すというのに反対である。
基本的な理念に賛同できて党に所属していても、
細部の政策については、個々の考えや事情・立場によって、
さまざまな考えで行動していいはずである。
投票する人の中には、自民党なら誰でもいいという人もあるだろうが、
その候補者に対する信頼で投票している人もいるのだ。
もしも個人的な意志というものを認めず、党議に縛るのならば、
国政選挙などというものは比例代表だけでやるべきだろう。
個などは認めず、党という団体の意見しか認めないのだから。。。
わがまま坊やだった小泉クンのあの処置は、
自由民主党などという看板を立てた不自由反民主党だと暴露したのである。
ともかく、造反議員として離党を余儀なくされた人たちは、
不当な扱いを受けたわけだから、悪いのは小泉クンただひとりであって、
小泉クンが総裁でないならいつ復党したっていいんじゃない? という意味。

しかし、ある意味では大反対である。
あれだけの脅迫や圧迫にも耐えて党議に背いた。
その気骨ある精神に惚れた人も多いはずである。
私も、今回ばかりは野田聖子に入れてあげてもいいな、と思ったほどだ。
そういう有権者も多いはずだ。
そうして、無所属という厳しい立場ながら当選したわけである。
これで、尻尾振って不自由反民主党に寝返ったりするのは、裏切りである。
任期中は復党すべきではないだろう。
復党するにしても、今後は党議で縛るつもりはない、個人の自由を尊重する、
という趣旨の一筆を取ってから復党すべきであろう。

自民党が復党を願っているのは、現国会議員だけだそうで、
先回の選挙で負けた人は対象外ということについてももめていると聞いた。
党の公認なしでも、刺客を送っても当選できるつわものはやはり欲しい、
負けるようなやつはいらん、ということか。
国政レベルにおいても、自分たちに都合のいいルール作りが得意な政党
なんだから、節操のなさなんてのは恥ずかしくも何ともないのだろう。


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