TENSEI塵語

2006年10月05日(木) 語学教育(2)

きょうは空き時間が1コマしかなかったが、その唯一の空き時間に、
背後の給湯室から、コーヒーメーカーが途中で止まってると訴えがあった。
見に行くと、入りかけたコーヒーが途中で止まっている。
コンセントをずーーっとたどって入っても抜けているわけではない。
しかしよく見ると、湯沸かしポットも冷蔵庫も止まっている。
これはブレーカーが落ちているとしか思えないので、配電盤を探した。
どこにあるか人に聞いても誰も知らない。
階段下の壁の箱を開けてみたけれど、違っていた。
事務室や職員室の中も見ながら廊下を3往復して、
今までぜんぜん気づかなかったが、階段下の階段のある壁に、
埋め込み式の大きな配電盤があることに気がついた。
壁と同じ面に似たような色で塗装されているので、意識しないとわからない。
事務に鍵を借りに行って、30ほど鍵がついている鍵束を渡され、
鍵を探すのもひと苦労だ。
ようやくその鍵を探し当てて開けてみると、たしかにそれは配電盤で、
スイッチはどれもオンになっていたが、ひとつだけ中途半端なのがある。
その該当場所を示すプレートを読んでも、職員室の給湯室とは書いてない。
しかし、さんざん迷った末、これ以外に考えられんわ、と、
いちかばちかで、いったんそのスイッチをオフにしてオンにしたら、
給湯室の方から、電気が戻ってきたと報告があった。
いつもより多く使ったわけでもないのにプレーカーが落ちたのは謎なので、
電気屋に見てもらうよう事務室に頼んでおいた。
貴重な空き時間がそんな風に潰れてしまった。


さて、昨日の続きであるが。。。

私自身は中学時代英語が好きで、よく教科書を読んでいただけでなく、
班活動の一環の勉強教え合いで他の生徒にいつも教えていたこともあって、
教科書は全部暗唱していたし、100点取らなきゃ恥と思っていた。
高校時代は、増える単語を覚えるのについて行けず劣等生だったが、
浪人して受験生となってからせっせと単語を覚えて、
上智大の、質より量みたいな、速読速解の英語の入試問題にも何とか
クリアした(受験に行くまで知らなかったので戸惑った)。
それが私の7年間の英語の勉強の概略なのだが、
ずーーっと英会話の方はからっきしダメである。

しかし、上智でフランス語を勉強したら、読めるようになるのも早いが、
何かの拍子にフランス語のセンテンスがパッと浮かぶようになった。
語学は耳と口から、繰り返すのが一番である。
実際、母国語の習得は、繰り返し聞いたことの口真似の繰り返しである。
理屈など何も習わないのである。
外国語を学ぶ場合には、機会が限られるので、理屈を併用して能率的にする
が、日本の中学・高校の英語教育は圧倒的に能書き優先である。
これでは英語表現に慣れるための能率にはならない。

この23年ほど、中学を中くらいから中の下くらいの成績で
卒業した生徒たちのめんどうを見てきたことになる。
たいていは、まず英語(と数学)の苦手な子たちである。
英単語テストを見るとびっくりする。
中一の基本単語から始めていることがあるが、それでもできない。
動詞の活用もまったくできていない。
教科書を独力で音読できない子が多い。。。
どうも、中学時代にろくろく英語の発音をせずに来たらしい。
それで、基本文型がどうの、前置詞がどうの、
と言ったってちんぷんかんぷんに違いない。

小学校に中途半端以下の申し訳程度の時間と経費を注ぎ込むよりも、
中学校の英語教育を充実させてほしいものだ。
大人数の一斉授業では無理である。
ごく少数の優秀な生徒たちが、塾の助けも借りて習得できるだけである。
教師とやりとりする中で繰り返し発音できる授業が必要だ。
5人から、せいぜい多くても8人くらいのクラスで学べるようにしてほしい。
かなりの経費が必要だろうが、税金の使い方を間違えなければ難しくはない。

この英語教育の失策も、形式主義でポーズばかりの教育政策に対する
私の数多い不平不満のひとつである。


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