TENSEI塵語

2006年09月29日(金) 形ばかりのPR

今週は、夕飯後しばらくして横になっても、
しばし腰を癒す程度で起き上がって宵寝を避けることができていたのだが、
今夜はもう横になったら瞬時に深い眠りに落ちてしまった。
すっきり目覚めたのが午前0時ちょっと前で、3時間近い睡眠である。
最悪のパターンの復活である。

残念ながら、明日は休日ではない。
中学生の学校見学という行事がある。
夏休みに計画されていたが、台風が近づいていて中止になった、
その代替案として、明日、簡略化して行うことになったのである。
私はそうまでするほどのことはない、と強く思っているが、
やらないわけにはいかないだろうというのが大方の共通感覚のようだ。

公立高校でも授業参観日だの、学校見学会だの、何とか評価だの、、、
これらがすべて、現場の教員の活動の成果による発案ではなくて、
公立学校も企業経営的努力をせよ、というお上の発想からやらされている、
これがとにかく気に入らない。
外回りだけの企業的努力だけで、実際には何の資金もないから、
外の人に見せようにも、見せる物など何もありはしないのだ。

明日の見学会にしても、学校の中を見せて、説明するだけだ。
別段、すばらしい設備があるわけでもない。
私はいろいろな中学校にも高校にも出かけるけれど、
今努めている学校はどちらかといえば、設備は劣っているし、
各部屋の照明は暗いし、部活動も活発でない方の部類である。
もしも、我々の営業的努力で施設を自由に改変できるならおもしろいのだが、
県教委はそういうことは認めない。
私立高校と公立校ことは本質的に違うのだ。
PRすべき何もないのに、PRだけはせよと言う。
これもまた、雰囲気だけで机上の思考に悦に入る、
我々の上役官僚だちの悪癖に翻弄される我々の徒労のひとつである。
まったくやりきれない。

入試の面接や、入学後の生徒に尋ねてみると、
毎年この見学会に来た生徒よりも来ていない生徒の方が多いようだ。、
実際、こんな施設や部活動を見せたって、
見学前より見学後により魅力を感じる中学生が多くいるとは思われない。
そう大した取り柄も作ることができないのに、PRも糞もないもんだ。
教員にしたって、あんたいい加減もう早く辞めたら? 
と言いたくなるようなのが何人かいるわけだし、
そうしてまた、私自身、この学校の運営方針や教員間の雰囲気が、
たいへん気に食わないので、不満プンプンなのである。
校長の教育方針にしても、他校の真似事、他校と同じ水準だけで、
独自のセールスポイントなど、何ら考えてもいないのだ。
外部にPRできる段階などではないのである。

ぜんぜん納得できないことに手を出したくないが、
私がさぼれば、負担が他の人に行くことになる。
今まで、他にも数限りなくあった事態である。
それが私の精神を大いに疲弊させる。蝕まれている感じである。


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