TENSEI塵語

2006年09月01日(金) 夕立を懐かしむ

9月初日のきょうは、午前中が雨が降り、涼しい1日となった。
雨は昼には上がって、昼過ぎにやや蒸し暑い雰囲気にはなったが、
それほど鬱陶しく感じさせるほどの暑さは戻ってこなかった。
雨らしい雨がまとまって降ったのも久しぶりのような感じだ。
降りそうで降らない、降ってもパラパラでおしまい、あるいは、
夜のうちに少し降って朝になると晴れていることが続いていたから。。。

最近ちょいちょい気づいていたことだが、夕立がないのが不思議だ。
8月も後半になると、連日激しい夕立があってもおかしくない。
小学生のころ、山中の郡上八幡に住んでいたから、
なおのことそういう観念が強いのかも知れない。
あのころは、毎日川に泳ぎに行っていた。
家から水泳パンツだけの恰好にバスタオルを羽織って川に行き、
8月の後半になると、遊んでいるうちに一転俄にかき曇り、、、
雷雨のシャワーを浴びながら帰るのだが、パンツ一丁のままだから平気だ。
それも私の懐かしい夏の風物のひとつである。
結婚後、混雑するお盆の徹夜踊りを避けて、盆過ぎに八幡にドライブし、
夜の郡上踊りまでいようとしたことが2、3度あるが、
どれも、もうそろそろ始まるかな、というころに雷雨になり、
懐かしい雰囲気を味わえずに帰るはめになった。
1度は、雨が激しすぎて通常のルートが大渋滞で進めず、
タクシーの運転手の勧めで裏道を走ったら、実はたいへんな山道で、
空いてはいたが、狭いわ、途中水の噴き出しているところはあるわ、
真っ暗だわ、分岐点でどちらに行くべきか迷うわ、、、で、
実に危険な冒険になってしまったこともある。
郡上では今年でも夕立が相変わらず多いのだろうか?

あのあたりに比べると、確かにこのあたりは夕立が少ない。
しかし、連日のように夕方帰るころになると、
フロントガラスの前が何も見えなくなるほどの豪雨に悩まされた年もあった。
今年は、まだそんな気配も感じられない。

そういえば、昨日、相変わらずアブラゼミの大合唱を聞きながら、
これが夏休みの終わりのころの音だろうかと違和感を覚えた。
ツクツクボウシの声が、夏の終わりのうら寂しい情緒に興を添えてるはず
なのだが、、、そんな声はまったく聞こえない。
今年は蝉たちが鳴き始める時期もかなり遅かったのだ。
例年、甲子園の高校野球が始まるころには蝉の声が佳境に入っているのに、
今年は、甲子園が佳境に入るころに、夏らしい鳴き声が響き始めた。
何か、2〜3週間ほど季節がずれているのではないかと思わせる。
この季節感のズレは、今年しばしば感じさせられているものだ。


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