TENSEI塵語

2006年08月31日(木) 合奏を楽しむ

ステージで指揮棒を振るのが楽しくてしょうがなかった若かりし時代は
もう10年ほど前に終わって、昨今はできれば人に本番を任せて、
気楽な立場でいたい、という欲求の方が勝っている。
幸い、文化祭の吹奏楽部の演奏は、去年も一昨年ももうひとりの顧問が
一手に引き受けてくれたので、練習は時々つきあったものの、
本番は近くに付き添っているだけで気楽だった。

ところが、先日練習を聞いたら、低音がバスクラリネット1本では
あまりにも頼りないので、結局、ベースギターで参加することになった。
3年前にも、ベースギターで参加したが、
去年と一昨年はチューバが入ってくれていたので免れたのだ。

実は私は合奏に加わって演奏した経験が非常に少ない。
中学時代からほとんど指揮台に立っていたので、楽器は苦手である。
混成バンドで、練習は指揮台でトレーニングをさせながら、
本番ではコントラバスで演奏に加わったことが2度ばかりあるが、
こういう時は、自室でCDに合わせて何度も練習しなければ、
どこでどう入り、どういう役割をしているのかわからなくて苦労した。
重奏ならまだしも、合奏の一員であることに慣れていないのである。

きょう、初めてベースギターを抱えて生徒と合奏してみたが、
一昨日の夜練習し、所々指番号も書いておいたにもかかわらず、
いざみんなと合わせてみると混乱しっぱなしで、情けない限りだ。
しかし、合奏するということは何と楽しいことであろうか。
ひとりで練習している時とはまったく違う。
自分の弾いている音符に多大な意味が付与されるのだから。。。
この楽しみは、合奏を指揮する楽しみとはまったく別のものである。

今夜は、ギター伴奏とフルートソロのための「テルーの唄」の楽譜書き。
3年生のフルートの子と演奏して、先日書いた「旅路」につなごうと思うが、
ギターは何と7、8年ぶりである。
簡単なアルペジオ風の楽譜だとは言え、ちゃんと弾けるだろうか?
さっき、試しに弾いてみたら、爪の手入れを怠っていたので悲惨な音だ。
爪が変に引っかかったり滑ったりするので弾きにくくてしょうがない。
爪切りもやすりも見つからないし。。。


 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]