TENSEI塵語

2006年08月16日(水) {ゲド戦記」の音楽

今夜は昨夜の続きで「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」の予定だった
が、
HMVが一昨日出荷してくれたはずの「ゲド戦記」サントラ盤が
昨日もきょうも届かなかったので、運送屋の配達状況をweb で確認の上、
電話で再確認したところ、9時過ぎに届いたので、これを聞くことにした。

新しい曲を吹奏楽譜に編曲して次々と売り出すミュージックエイト社が
きょう付けで「ゲド戦記」メドレーを発売すると先日知ったので、
買うべきかどうかためらっていたサントラ盤をまず注文したのである。
だから、今夜の聴き方も、まずはそのメドレーの曲順に会わせた
トラックの順番ということになる。
味気ない聞き方である。

しかし、それだけ抜き出しながらでも、いいメロディーにいくつか出会えた。
そのメドレーの順にダビングして聞いたりサントラ盤の順に聞いたりして
もう多い部分は数回聞いたところだ。
大ヒットしている「テルーの歌」よりもエンディングの「時の歌」の方が
こうして聞いているだけの分にはいい曲のようだ。
しかし、映画の中では「テルー」は重要な映像シーンに流れるだろうし、
「時の歌」は、物語が全部終わったエンドタイトルに流れるのだろう。
「時の歌」の入っているトラックは長くて、前後に別の曲がある。
前の曲はたぶん映画のラストシーンに流れているのだろうし、
後の曲はエンドタイトルの最後の締めくくりに流れるのだろう。
どちらも美しい曲である。
この締めくくりのメロディーをもっともしっかり聞かせてくれるのは、
「旅路」と題された曲のようだ。
他のメロディーについてもこうしてまとめられるようになるには
もう少し時間がかかるだろう。

サウンドトラック盤だと、基本は映画の効果のために使われる曲集なので、
美しいメロディーだけでなく、効果音というべき音楽も含まれる。
実際、中には鑑賞用としてはつまらない曲も含まれているということだ。
しかし、全体として、私は今夜聞いたこういう情緒に頗る弱い。
こういう情緒を先に体に取り込んでしまってから映画を見るのは、
私にとってはたいへん危険である。
物語にだけでなく、音楽面からの感情移入が激しく働くからである。
「千と千尋」の時には、あのエンドタイトルの歌がそう隙でもなかったのに
実際すべて見終わったエンディングのあの歌に完璧にやられてしまった。
それほど音楽の効果というのは恐ろしいものである。
どうか「ゲド戦記」が映画としては駄作でありますように、、、などと、
おかしな願いを抱かざるをえなくなってしまった。


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