TENSEI塵語

2006年03月24日(金) 松岡圭祐「千里眼」

これは、先月17日の「催眠」より何倍もおもしろかった。
このおもしろさはダン・ブラウン的なおもしろさだ。

ヒロインの岬美由紀が一種の超人だ。
元優秀なる自衛隊員、現在は子どもたち相手の臨床心理士、、、
防衛上の知識に通じ、武術にも長け、武器も扱える一方で、
催眠療法や読心術にも精通して使いこなせる。
こういう破格なキャラには、今まで出会ったことがない。

そういう二方面の知識を総動員して推理をめぐらし、謎を解き、
カルト教団の大規模なテロを、絶望的なギリギリの攻防で粉砕していく。
単に推理するだけでなく、大胆不敵な行動力によって、、、ついには、
自らジェット機に乗って単身で戦闘を繰り広げる。。。

このごろは、こういう超人的な、それでいて人に対する愛情深いヒロインに
恵まれているようだ。
長く接すれば接するほど、どうしようもなくかっこよく美しく見えてしまう。


今朝は焦った。
何となくいやな予感とともに目を覚ましたら、すでに7時35分。
いつも出かける時間の平均値の時間だ。
たいてい寝坊をしても7時15分前後である。
大慌てで、7時47分ごろに出かけ、始業の10分前には着いたが、
きょうは合格者登校日という特別行事の日なので、
車を走らせながら、集合時間がいつもより早いのではないかと、
気が気でなかった、、、実際着いてみたらそういうこともなく、平穏だった。


自分の役割のない時間には、図書館の倉庫にずっと眠っていた
去年退職した先生が寄付していったという本棚を3つ組み立てた。
どれも組み立てる構造が違っているが、組み立て方の図はない。
部品をにらんで、組み立て方を推察するしかない。
今までにいくつもの棚を組み立ててきた経験がなかったらお手上げだった
かもしれないが、今までにない構造のばかりだったけれど何とかわかった。
この本棚を倉庫に置いて、誰にも見られることのなくなった何種類もの
百科事典をここに片づけて、館内の空いた棚に、
この先生が寄贈していった本や、館内の奥にある文学書を並べる予定だ。

この作業を、夏休みにやろうとしたら暑くて挫折したし、
冬休みにやろうとしたら、寒くて挫折した。
きょうは適度な陽気だったので、思い立ったら躊躇なく取りかかれた。
精神面でも肉体面でも、適度な涼しさや暖かさは重要である。
ちなみに、昨日は暖かい風が吹いて、これから一気に暖かくなり、
すぐに桜が咲き誇る、、、などと予想させたが、きょうの風は冷たかった。
何となく冷え冷えした感じで、桜を見られるのはもう少し先のようだ。


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