きょうは朝から憂鬱な出張で、近隣中学校の卒業式に出た。 なぜ憂鬱かというと、2時間以上もの退屈な時間に煙草がすえないことも あるが、それ以上に、儀式というものが大嫌いだからである。 ばかばかしい猿芝居の一種くらいの感覚しか持っていないからである。 卒業式なんて、やってもいいけど、卒業証書を手渡ししたら、 校長が一言まとめの挨拶をして終わればいいのである。 空疎な挨拶を入れ替わり立ち替わり、本音でもないことをくどくどくどくど、 まーホントにつまらない時間を端座して畏まっていなければならないとは。。
自分の受け持ったかわいい生徒たちの卒業式でさえ、 式場からちょっと外れた放送室で参加するのを好む私が、 中学校の卒業式に列席しなければならぬとは、皮肉なものである。 それで、もうひとつ、この出張のつらい理由を思い出した。 控え室でも、式場の来賓席でも、整髪料の匂いが充満してきついのだ。 来賓にはポマードを愛用するおっさんやじーさんが多いのだ。 久々に鼻炎に悩まされそうで、ビクビクしなければならなかった。
ところで、前任校でこの役を仰せつけられた時は、 礼服に白ネクタイで行く必要はないと指示されたし、 実際そういう礼服姿の人は来賓のトップの2、3人だけだったが、 今回は礼服で行くよう指示されたし、来賓の全員が礼服だった。 ほんの十数キロ程度の違いで、この地域的な風習の違いは何だろうか、、? もっとも私は、式典であれば礼服を着ればよい、その方が楽だから、、 と思っているので、今回の風習の方がわかりやすくてありがたい。
中学校の卒業式は高校に比べて長い。 卒業証書をひとりひとり手渡しするケースが多いし、 来賓祝辞も多いし、生徒の歌も多い。 他の中学校に行った先生の話では、歌が何曲も延々と続いた挙げ句、 卒業生と在校生のイヴェントもあって、もっと長かったと言う。
私は儀式は嫌いである。 けれども、やるな! というほどの理論的根拠は持っていない。 しかし、卒業式をやるなら、あくまでも、生徒と保護者が主人公である、 という企画にしてほしいものだとつくづく思う。
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