数日前、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国、とNHKみたいな表記をしてみる)の通貨の単位を全然知らないことに気付いて、我ながら少しあきれました。 韓国はウォン。台湾はニュータイワンドル。中国は元。タイはバーツ。 調べてみると、北朝鮮もウォンだそうです。North Korean Won。まんま。 もっとも、インドがルピーだってこと、フィリピンがペソだってことも、そういえば分からなかったんですが(爆)。 近くて遠い国ってこういうことなんでしょうか。
というわけで、日朝会談の話題でTVと新聞は持ちきりですね(どうでもいいけど、朝日会談って表記を見る度に、朝日新聞が何かしたのかと一瞬驚いてしまう)。 個人的には、ほんと驚くほどの譲歩じゃないかと思います。北朝鮮のね。 そのお陰で、今、歴史が動きつつあるんだと思う。えらく見えづらいんだけど。 北朝鮮内部の変化の波が、朝鮮半島全体を被うまでになるのは、いつ頃なんだろう。もっとも、統一した後もまた大変なんだろうなぁ。 と、なんとなく他人事の感慨はともかく。
日本のTVと新聞のメインは、 拉致問題と、拉致された人の家族の様子なわけで。 「ほんっっとに、ひどい国だと思います(涙)」と家族(遺族?)が泣いていたり。 「金大統領は、ご家族の方に会ってきちんと説明して謝罪すべきだと思います」と誰か(忘れたわ)が言ってたり。 「国家的犯罪」と言われたり。 正直なところ、あんまり感傷的で私はうんざりしてるんですが(だって、外交って感傷でやるもんじゃないだろうさ)、それはさておくとしても。 北朝鮮非難の記事や番組を見るたびに、同じことをきっと相手もやってるんだろうなぁ、と想像できて、なんだか更にうんざりなんです。 60年前強制連行された人の家族が「ほんっっとひどい国だと思います(涙)」と泣き、「日本の首相はご家族の方にあってきちんと説明して謝罪すべきだと思います」と通りすがりの人がテレビに言い、「国家的犯罪」と新聞に書かれ・・・。 あーぁ。 かくして対立感情は深まれり、となるのかな。 いや、私の想像に過ぎないけどさ。
家族を突然奪われた人に、奪った相手を憎むなって言いたいんじゃない。 彼らにしてみれば、取り乱し、憎み、泣いて当然だろうから。 でも、その感情を国民的に共有する必要はあるんだろうか。 彼らの周りの人たちと、外交官の一部がわかっていれば問題ないんじゃないかしら。 冷たいこと言ってるのは判ってる。 家族を失ったのが自分じゃないからこんなこと言えるってのも知ってる。 でも、怨嗟の渦の応酬を海を越えてやるなんて、今の私にはうんざりでたまらない。 好みの問題もあるだろうけど。
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