雑記帳
日々の感慨、経験、その他をつらつらと

2002年09月15日(日) クラス劇

だいぶ涼しくなりました。秋ですね。
文化祭シーズン突入ですね。

という訳で、弟の高校の文化祭行ってきました。
校舎古い、とパンフにもあったけど、でも私の高校にはなかなか勝てないんじゃないかしら。今年で築74年くらいかな?記憶が曖昧。そういえば、同年代(確か)の首相官邸は建て直しされたけど、うちは立て替えするなんて話全然聞かない。貧乏なのね。

・・・さておき。
彼のクラス劇のタイトルは「水戸黄門」。
概ねお約束の展開。
町娘にせまる悪代官あり。帯解きもバッチリ。「この紋所が見どころが目に入らぬか〜〜」は当然。見どころは殺陣。
そして、悪代官に悪事を働くよう命じたのは実は黄門様本人であり、黄門様御一行は越後屋から金を巻き上げ、騙されたと知った悪代官も成敗してしまい、金と名声を同時に得るという腹黒い連中なのであった、というオチ(?)。
で、弟は水戸黄門役。
わはははは!タイトルロールじゃん!御隠居180cmあるよ!
(前日に悪代官の衣装を縫ってやったとかいう縁もあるけど!)これは見てやんなきゃね!

というわけで、結論から言うと、どうだろう、
なんかすごい歯がゆかった。

あの学校の中では割と評判はよかったらしく、午後の回は満員御礼だったし、お客さんも笑ったりどよめいたりしてくれてた。
普通の会議室使ってたのを考えれば、照明や大道具はなかなか。
キャストは女性陣がよくて、特に悪代官役の女の子が結構な役者。顔立ち端正だから男装もいいし、殺陣もできる。町娘に迫るシーンなんか、割と素(笑)。町の人々役も、微妙な主婦っぽさが出てておもしろい。
殺陣は、もうちょっと練習すればなぁと思ったけど、剣道部が多いみたいで結構みれる。

小道具や衣装は、どうかな、とは思った。
飛脚が何も担いでなかったら飛脚に見えないよ!とか、
前日になってキャスト(の姉)に衣装つくらせるハメになるのはどうよ、とか。

でも、私が何より歯がゆかったのは、
脚本とキャスト男性陣でした。
あぁもう。
最後に「実は真に腹黒いのは黄門様御一行だった」とやるなら、ちゃんと伏線を張らなきゃならんし、御一行の台詞の端々に胡散臭さを漂わせなきゃ。
場面を説明する、ほんの一言も足りないし。越後屋なんて何度も出てこないんだから、名前を呼んでやらないと誰だかわかんないぞ!
「御用だ御用だ〜〜」って来るなら、目付の他に2,3人部下が要るんじゃあるいまいか。
助さん、町の人たちに情報をもらったんなら一言、「世話になったな」って言おうね。すっごい愛想悪いよ!なんかキャラできてないし。
ナレーションのキミ、棒読みすぎ!ホラ、講談師のようにとは言わないが、目指すくらいバチは当たらないでしょう。
格さん「コノ方ヲ誰ダト心得ル。先ノ将軍、水戸光圀公ニ在ラセラレルゾ」
とか棒読みするの止そうね。格さん助さんがヌボーとしてるんじゃ水戸黄門の劇にならんよー。
そして、御隠居、努力の跡は認めるけど、なんだかキャスト女性陣と演技の雰囲気が違うよ!やや浮きだよ!もっと食えないジジイにしないと!


・・・・・・。
と、ツッコミどころ満載。
微妙に脚本手直しなんかに口を出した過去があるばかりに、
歯がゆい思いは倍増されたのでした。
小ネタを散りばめて笑わせるのはいいけどさ、押さえるとこ押さえないと安心して笑えないよ〜。


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