ずんだいありー
□■□モクジ□■□|→→コレマデ|コレカラ←←
火曜夜中に死体を発見してから数日。 簡単な事情聴取→簡単な通夜→簡単な葬儀 →簡単に火葬→簡単に骨拾い→終了。
喪に服す間もないままにどんどんとものごとが 終了して昨日でたかやまの肉体は完全に 骨だけとなってしまいました。
頭蓋骨のなんて薄いことか。 背骨は割に太いなぁ。 がんがん焼いてしまうからスケルトンの ようにはならないのね。
薬の多量摂取によっておそらく事故死的に なくなった彼女は肉体が既に存在しない 現在でもきっと「眠り」を貪っていること だろう。眠れないと悩んでいた彼女は今でも 心地よい眠りを楽しんでいることだろう。
僕たちは「死」を貪るわけでも楽しむわけでも なく、あてもなく、こうやって日記書いたり、 泣いてみたり、パニくってみたりしているわけね。
彼女の家の整理にほんのちょっと付き合って 昔、たかやまが買ってきた土鍋を引き取った。 土鍋ってすごい長持ちするかもしれないし なんか人生が染み込んでいくような錯覚をもてる 調理器具だと思う。
たかやまとはほじょと一緒に豆乳鍋をやったり キムチ鍋をやったことがあったと思う。あの鍋で。
感傷的になるのはちょっと恥ずかしいんだけど でも、でも、感傷的になってしまう。私の本質。
奥田民生の「イージュー☆ライダー」を何度も聴いて。
なにもないな だれもいないな 快適なスピードで 道はただ延々つづく 話しながら うたいながら
カレンダーも 目的地も テレビも ましてはビデオなんて いりません ノンノン 退屈ならそれもまたグー
名曲をテープに吹き込んで あの向こうの もっと向こうへ
僕らの自由を 僕らの青春を 大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
何もそんな難しい事 引き合いに出されても 知りません全然 だから気にしないぜ とにかく行こう
気を抜いたら ちらりとわいてくる 現実の明日はやぶの中へ
僕らは自由を 僕らは青春を 気持ちのよい汗を けして枯れない涙を
幅広い心を くだらないアイデアを 軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを
眠らない体を すべて欲しがる欲望を 大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう
きもち悪い浮遊感の中で沈んでいます。
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