西日が差したら枇杷の実を食べよう
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| 2001年06月14日(木) |
お母さん、ぼくの帽子、どこに行ったんでしょうね。 |
↑のセリフで、すぐ ♪ママぁ〜、ドゥユゥリメンバァ〜が歌える人は、 そうとう古い人ですね、私も含め。
さて。今、WOWOWで角川映画特集みたいなヤツをやっていて、 「人間の証明」と、「野性の証明」をみたんですが、 やっぱり、ワンアンドオンリーだよなぁ、角川映画。
昔の作品だから、そりゃもちろん、 今みると、「ださっ」ってとこが特盛り、みそ汁付きなんですが、 なんちゅうのかしら、画面にみなぎる、独特のチープかつバブリーな匂いは、 うーん、やっぱり、「いっつぁ、カドカワわーるど!」なのよ。
エンタメ一筋。 徹底した、「芸術?、なにそれ?」路線。 かけたジャパンマネーは、しっかり回収しますぜ精神。
良くも悪くも、 それまでの日本映画とは一線を画してたってところは、 確かにありますよね。
んで、『野性の証明』。 お約束の、高倉健も薬師丸ひろ子も、まぁ、よかったんだけど、 それ以上に、他の男優陣がなかなかの見ものでしたねーーっ。
20年以上前の、夏八木(夏木)勲、松方弘樹、館ひろし、 三国連太郎、そしてそして、成田三樹夫!!!! かっこええ!!!!!!!
夏八木氏や三国氏は、現在とあまりイメージ、 変わらないけれど、松方ひろきと館ひろし、 んもぉ、変わりすぎよ、キミたち。 まさに「昔のアナタ方は、今どこにぃ???」の世界。
とくに、館ひろしなんて、甘辛風味のチンピラ顔が、 ちょっと『ユージュアルサスペクツ』のデル・トロみたいで、 一瞬、惚れるかと思いましたもん。マジで館に。 やばいですね。館にマジ惚れは・・・。
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