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2008年06月25日(水) 就職差別事象への感情(以下の文章をお読みいただいた後あなた自身がCさんだと思ってお答えください)


酒井真右詩集『日本部落冬物語』(一九五三年六月発行)より“真夜中の声”





こがらしの夜中、
吹雪の夜中、
長雨の夜中、
蚊、蠅のまつわる夜中、
月の夜中、
そーゆーもろもろの夜中、
きまって
俺の耳に、俺のからだに、
何百万の呻き声がきこえて来る。
何百万の憎悪の声がきこえて来る。

耳おすますと
とーい何千年昔の亡霊の声もする
それらわきまって
飢餓のうめき声であり
噛み合いのうめき声であり
おれだけわとゆーうめき声であり
動物に似たうめき声でもある。
それらわ 遠く近く
やがて近く潮騒のよーに
やがて阿修羅のよーに
ぎりぎりと俺の体おしばり上げてしまう
そーゆー何万の
生きてる者のうめき声
そーゆー何万の
死んだもののうめき声
それら
老若、男女の区別なく
何万とゆーうめき声がきこえて来る
それら声々の中にちち、ははの声もかすかにきこえる
たしかに弟妹たちの声もしている
これらの声々わ、
世界中、何億とゆーこーゆー種類の声々となって
烈しく俺にぶつかって来る
俺わ倒れまいとして体中に力おこめる

おお 又今宵も
たしかにきこえて来るあの声たち
俺わこの体が小刻みにふるえ
鉄のよーに固くなり
やがて火のよーに燃え初める
おお
今、きこえている
きこえている
この真夜中、怒涛のよーに--- ---。





「同和」地区出身のCさんは、大学4年生で就職活動をしており、希望の企業の面接試験に残っています。そんなとき、家に帰ると両親のことや出身地などを調べに来た人がいたのを近所の人から聞き、Cさんは、企業が依頼した身元調査だと疑っています。このようなときCさんの気持ちは?

(2)企業の身元調査に対して怒りを感じる



非常にそう思う


そう思う


ややそう思う


そうは思わない


無回答







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酒井真右詩集『日本部落冬物語』(一九五三年六月発行)より “丑松”





 
学校に、
工場に、
会社に、
炭坑に、
鉄道に、
農村に、
漁村に、
郵便局に、
凡ゆるところに人知れず身せまく働く何万の男の丑松よ
凡ゆるところに人知れず身せまく働く何万の女の丑松よ
暗い辱めに胸しめつけられることあらば
重たい鎖に全身の血、顔に漲るときあらば
あなたたち、
しずかに耐え生きぬいた父祖の血押知れ!
人々にわ、一見わからないであろーそのあらわせぬ暗い屈辱の身ぶるいお
あなたたち一人のからだにのた打ちまわらせず
あなたたちお囲む人たち
あなたたちとともに働く人たちと
かため合おー
よせ集めよー
それが徐々でわあっても
それが遅々としてわいても
やがてそれこそが
民族解放の
巨大な力となるのだ--- ---



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