人権�牋貽�100質��
〆よろしければ、相互リンクをお願いします。


2008年06月26日(木) 就職差別事象への感情(以下の文章をお読みいただいた後あなた自身がCさんだと思ってお答えください)


「同和」地区出身のCさんは、大学4年生で就職活動をしており、希望の企業の面接試験に残っています。そんなとき、家に帰ると両親のことや出身地などを調べに来た人がいたのを近所の人から聞き、Cさんは、企業が依頼した身元調査だと疑っています。このようなときCさんの気持ちは?

(3)今日でも身元調査が実施されているのだと思い、悲しい思いがする

非常にそう思う


そう思う


ややそう思う


そうは思わない


無回答







結果だけをみる
















『百舌ばっつけの青春---乞食首領一茶と私---』
酒井真右 /筑摩書房 /昭48
より





 就職差別、結婚差別に満ち、・・・人間としての生活も十分に保証されない、差別意識が普遍的に漲っている欺瞞と虚飾で構築されている・・・この日本の現実社会にあって、部落三百万人がそのままで惹きつけられるような古典など、残念ながらこの国にはほとんど存在しない。・・・地べた(大地)を離れた瞬間から人間も芸術も堕落するといいたい。・・・私は、私の肉親たちが使い、近隣の土地のない人たちが使ったこれらの言葉と、それにつながる多くの言葉たちを、屈辱に地獄鳴りする自分の五十年の人生とともに、いまがっしりと確かに把みとり、抱擁し、かぎりない愛情を持っている。限りないふかいいかりと、形振りをかまわなかった私の乞食首領一茶と共に。・・・一茶にはこの自覚があったからこそ、今日まで俳人の誰ひとり創り得なかった「穢多」「非人」の俳句が創造し得たのである、とそう私には考えられるのである。



















穢太町に見おとされたる幟哉(享和三年、一茶四十一歳)

穢多町も夜よはうつくしき砧きぬた哉(文化元年、四十二歳)

エタ寺の桜まじまじ咲きにけり(文化七年、四十八歳)

涼しさに夜よはエタ村でなかりけり


隠坊花の表に立りけり(文化七年、四十八歳)

ヱタ村や山時鳥ほととぎす(文化八年、四十九歳)

隠坊のむつきほしたり蓮の花(文化十一年、五十二歳)

隠坊が門をそよそよ青柳ぞ(文化十三年、五十四歳)

くわうくわうと穢多が家尻の清水哉(文化十三年、五十四歳)

番丁やもやひ番屋の小夜時雨(文化十三年、五十四歳)

思ふさま蚊に騒がせる番屋哉(文政三年、五十八歳)

穢多らが家の尻より蓮の花(文政五年、六十歳)

霜がれや番屋に蚤うせ薬(文政五年、六十歳)

大江戸や辻の番太も夷講(文政六年、六十一歳)

正月や店を飾れる番太良(文政六年、六十一歳)

朝々の朝茶のために花植えて
 今や非人の鶯のなく(文政八年、六十三歳)





















 現在ですら、この国ではマスコミはじめ、「菊の御紋、鶴の羽根、部落と、この三つはタブーになっていますから--- ---」という時代であるのに、徳川封建期に、穢多・非人の俳句を作ったばかりでなく、その文章まで書きつけている一茶、というこの人間の、その人間性をわれわれは見過してはならない、と思うこと切である。 

 『百舌ばっつけの青春---乞食首領一茶と私---』(酒井真右/著 昭四八)より



 < 一つ前の日記  目次  次へ>


ミンク [MAIL]

My追加