やくざ風味の日記
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2001年05月27日(日) 千鶴さん…俺を殺してよ……

『仁義無き闘い・仙台珍闘編』(前日の章・後編)


「やくざ、これからどーする?」
「うーん…ヒマだから通りに行きたいデース」
「…なんでカタコト?」
「ドラマティックな出会いダヨ!!」
…全く成立してない会話だが、なんか話はついた…これを人はシンクロニティと呼ぶ(嘘)オレ、ホーリー、キシが当初メンバーだったんだがなんか寂しいのでいる奴みんな呼び出す…最終的なメンバーはアソー、イガ、I川を加えた男4人、女2人のDD的(ダイの大冒険的)メンバーになっちゃた。
通りまででて、1時間だけハラ減らすために自由行動。オレ様さっそく一人でロストする。戦士に孤独は必要なのだ。ラオウに愛は不要なのだ…


「いやあ…強烈だった、中国4千年」
イメトレを終え皆と待ち合わせ場所に合流するが、みんなの中でオレはテレクラにいっていたことになっていた…人と人が分かり合うのはホントに難しいッス。
そんで全員で牛タンを食いにGO!!…オレは誤解と過去とローズウィップには捕らわれないのであった。
去年の行った牛タン専門店「太助」…だったような気がする。
まるで常連のようにドカドカと店に入るワシら。まあイカリイズムの後継者としては当然であろう。
「牛タン定食。麦飯大盛り!!」
迷い無くオーダーをよみあげるオレ様。ここまで来てモロキュウかじる気は毛頭ないのだ。スペックには頭毛が無いのだ。
ホッカホカの牛タン、噛むとジワッと出てくる肉汁がノドを流れる前にすかさず麦飯をかっこむ。
「もっ最高ネ!!」
荒岩一家の如き喜びの声をあげ舌鼓をうつ。はぁーこれ食ったら帰りてーッス。試合したくない。


牛タン食って大満足のワシら。ホントはこっから花京院にいって飲むはずだったんだが…有志だけで飲みに行こうかなあ……
「誰か飲みにいくかー?」(オレ)
「あー私ー飲みたいですぅー♪」(I川)
「飲み中止!!ホテルに戻るぞ!!!」(一同)
さすがに試合前日に酒乱の世話はできないのだ。なんせコイツはビールだけでエンゼルハイロウまともにくらった状態になるからなあ…ギロチンしないだけでも感謝してもらいたいものである。
結局、ホテルでコンビニで買った酒でしょぼい飲みをする。梅ッシュ(250ミリリットル)一本で出来上がっていくI川を見ながら飲み中止の判断力の正しさを知るのであった…
「浮気は正しいんですぅ〜」
「恋愛は期待しちゃだめなんですぅ〜」
「恋人いる相手のほうがいいんですぅ〜」
「酔っぱらってませんよぉ〜」
「お酒ほしいですぅ〜」
「酔っぱらってないですぅ〜」
「酔っぱらってないですぅ〜」
「酔っぱらってないれすゥ〜」
「ヨッパラッテーナイレスヨーウフフ…」

…頼む、誰かコイツを止めてくれ……

仙台の夜は過ぎてゆく、明日は試合。
本気で帰ろうかな…


(またまた続く)


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