たりたの日記
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2013年01月26日(土) 仮設住宅地でのお茶会

カリタスジャパン石巻ベースでの活動1日目

この日は3人のスタッフと共に仮設住宅の集会所でのお茶会へ。
8時半からの祈りとミーティングの後、茶菓子、コーヒー豆、コーヒーメーカー、お茶、お湯を入れたポット、水に至るまでワゴン車に積み込む。お茶会は朝10時から午後4時まで。三々五々集会所に集まっていらっしゃる方々のお話を伺う、いわゆる傾聴ボランティアだ。

お茶飲み話や井戸端会議が苦手なわたしにこの役割が果たして勤まるだろうかとこころもとなかったが、集まって下さった方々と過ごす時間は優しい時間だった。話しながら涙する方もいらっしゃるけれど、どの方にも大変なところを潜り抜けてきた故の深さと真摯さを感じ、こちらが浄化されるような気持ちを覚えたからだ。

また500戸近い仮設住宅の自治会の問題が噴出し、お互いに本音でぶつかりあう場面もあったが、それすら微笑ましくも思えるような優しさがあった。

長年仮設でのお茶会を続けている若いスタッフの方も同様の感想を持っておられた。彼女は、美しい人たちと出会ってしまったから、ここを去れないと言っていた。その言葉、感性にも胸を打たれる
伺った様々なエピソード、いっしょに歌った歌、おひとりおひとりの顔を忘れることはないだろう。心優しいスタッフの方々のことも。
この日シスターとゆっくり話す時間もあったのだが、その時、わたしがボランティアと言うより巡礼と思って来ましたというと、わたしもここへ派遣される時、巡礼に行くのだと思いましたよ。でも生きることそのものが巡礼ですけれどね。とおっしゃった。この言葉も忘れることはないだろう。
前日から感じてきたが、ここは巡礼路やテゼで宿泊した修道院の宿泊所と空気が似ている。スピリチュアルな場所・・・
わたしはただ一度の参加だが、ここのスタッフの方々はいくつかの仮設住宅の集会所で毎日のようにこの傾聴ボランティアを続けていらっしゃる。地道だがこうして弱い方々に寄りそっていくこと、寄りそい続けることがいかに大切なことか。

「みんな3月になったら石巻を引き上げると言ってるけど、カリタスさんは続けて来てくれるんでしょ」
その言葉が耳に残っている。




仮設住宅の集会所へ



め組Japanの被災地のひまわりを咲かせるプロジェクトの写真展に立ち寄る


たりたくみ |MAILHomePage

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