たりたの日記
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2008年11月13日(木) 火と水と

今日は次男の誕生日だった。
朝おめでとうのメールを携帯に送る。お祝いは彼の都合で来週の日曜日という事に。

けれどわたしは今日一日、出産や育児の事を思い返したりはしなかった。すっかり母親のモードではなくなっているのだ。

朝、ジムでラテンを踊り、その後プールを歩いた。
火のようなラテンのリズムに身を任せて踊る時、頭の中から一切の思考が消える。それはひとつのエクスタシーかもしれない。滞っていたものが流されるという意味で。

そしてその後、ラテンの衣裳を水着に着替え、熱した身体を冷やすように、水に入る。水は冷たく、きらきらと美しい。長く伸びているレーンを、一人で黙々と歩く、あるいはジョギングする。

水の中で、さっきまで失われていた意識が戻ってくる。心は思いつくままに様々な映像を描き出す。感情は冷やされ、何かをしきりに分析しようとするのだが、思考は脈絡もなく様々に行き来する。

午後からクラス二つ。その後、ツタヤにDVDを返しに行き、半額だったので、新たに3本借りてくる。
イングリッシュ・ペイシェントの監督のアンソニー・ミンゲラの「こわれゆく世界の中で」。グレアム・グリーン原作の名作小説映画「ことの終わり」。イタリア映画「待つ女」。




たりたくみ |MAILHomePage

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