たりたの日記
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2008年09月10日(水) 高樹のぶ子を読む

この4月から高樹のぶ子の著書をかなり熱心に読んでいる。
一人の作家の作品を入手し、片っ端から読むよいう読み方は、高橋たか子作品を読んだ時以来のこと。

きっかけは長谷川勝彦氏の朗読講座で、高樹のぶ子の「彩月」という季節の短編集から、「鰻」が取り上げられ、数ヶ月に渡り、朗読のテキストとして読み込んだことにある。

以前、数冊読んだ事はあったが、あの当時は、まだ「大人」にはってはいなかった。彼女の描く世界を読み味わうには「大人」の感性が必要なのだろうと思う。

さて、今までに何冊読んだのだろう。
感想をまとめる間もなく、次へ次へと急いだので、一冊づつ、丹念に再読したい気がする。
朗読もしたいと思いつつ、ボイスブログにアップするまでには到っていない。

ともかく、ここに読んだものを記しておこう。
今読んだものは23冊。
どの作品も夢中になって読み、登場人物たちと親しく交わり、対話した。

手元に読まれるのを待っている本が11冊。
まだ手に入れていない本が10冊ほど残っている。


「その細き道」
「光抱く友よ」
「寒雷のように」
「波光きらめく果て」
「熱い手紙」
「哀歌は流れる」
「白い光の午後」
「これは懺悔ではなく」
「湖底の森」
「氷炎」
「熱」
「蔦燃」
「億夜」
「葉桜の季節」
「花渦」
「恋愛空間」
「彩月」
「イスタンブールの闇 」
「蘭の影」
「透光の樹」
「エフォソス百恋」
「ナポリ魔の風」
「Fantasia」



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