たりたの日記
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この4月から高樹のぶ子の著書をかなり熱心に読んでいる。 一人の作家の作品を入手し、片っ端から読むよいう読み方は、高橋たか子作品を読んだ時以来のこと。
きっかけは長谷川勝彦氏の朗読講座で、高樹のぶ子の「彩月」という季節の短編集から、「鰻」が取り上げられ、数ヶ月に渡り、朗読のテキストとして読み込んだことにある。
以前、数冊読んだ事はあったが、あの当時は、まだ「大人」にはってはいなかった。彼女の描く世界を読み味わうには「大人」の感性が必要なのだろうと思う。
さて、今までに何冊読んだのだろう。 感想をまとめる間もなく、次へ次へと急いだので、一冊づつ、丹念に再読したい気がする。 朗読もしたいと思いつつ、ボイスブログにアップするまでには到っていない。
ともかく、ここに読んだものを記しておこう。 今読んだものは23冊。 どの作品も夢中になって読み、登場人物たちと親しく交わり、対話した。
手元に読まれるのを待っている本が11冊。 まだ手に入れていない本が10冊ほど残っている。
「その細き道」 「光抱く友よ」 「寒雷のように」 「波光きらめく果て」 「熱い手紙」 「哀歌は流れる」 「白い光の午後」 「これは懺悔ではなく」 「湖底の森」 「氷炎」 「熱」 「蔦燃」 「億夜」 「葉桜の季節」 「花渦」 「恋愛空間」 「彩月」 「イスタンブールの闇 」 「蘭の影」 「透光の樹」 「エフォソス百恋」 「ナポリ魔の風」 「Fantasia」
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