たりたの日記
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| 2006年09月02日(土) |
北アルプスへ�� <常念岳から蝶ヶ岳へ> |
9月1日、朝6時半山小屋を出て、常念岳を目指して歩き始める。 天気予報では雨は午後からと言っていたものの、10分も歩かないうちに雨が降ってきたので、あわてて雨具を付け、ザックカバーをする。 < 写真は後にした常念小屋>

雨ばかりか、風も出てくる。このまま蝶ヶ岳ヒュッテまで5時間近くも歩き続けることができるだろうかと泣きたい気分になる。こういう時は歌うのがいい。♪昇ろう、昇ろう、ヤコブの梯子を、十字架の兵士よさあ、昇ろう・・・♪力強い黒人霊歌を歌っていると力が満ちてきた。
手袋はびっしょり濡れて用をなさないから脱ぐが、手が冷たくてしかたない。途中、雨具の下に薄いフリースの防寒ジャケットを着ると随分楽になった。 それにしてもわたし達の前を歩く中年夫婦は半袖のシャツに傘で登っている。人事ながら心配になる。随分先を歩いていた学生の集団が引き返してきた。小屋に入って雨具を付けて出直すのだという。
この雨の登山で、しかし幸いだったことは、雨にもかかわらず、右手には穂高連峰は言うに及ばず、槍岳の美しい頂上の形までくっきりと見えたことだった。 何度も立ち止まり、カメラに収める。 常念岳の山頂に着いたのは2時間後の8時半。コースタイムの倍もかかってしまった。山頂からも槍岳の三角形の頭がくっきりと見えた。

蝶ヶ岳への縦走路は眺望のある尾根歩きから鞍部を過ぎ、ジャングルのような樹林の中へと続く。後ろを振り返れば、さっき下山してきた常念岳が堂々とした姿でわたし達を見守っていた。

樹林から出るとそこには夢のようなお花畑が広がっている。どうやら雨も降り止んだようだ。 写真を撮り、撮り、コースタイムをはるかにオーバーして午後2時10分、蝶ヶ岳ヒュッテに到着。常念小屋を出てからおよそ8時間歩いたことになる。今日の内に徳沢まで下山するのは無理だ。お風呂はがまんして、この日は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まることにした。

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