たりたの日記
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今夜もようやここを開くのが夜の12時半を回ってしまった。 わずかな時間しかないけれど、書いておこう。
<ボンヘッファー短章366日 12月8日 >
喜びは、静けさと、信じがたいほどの不可解さとによって生き生きとする。
ボンヘッファーの今日の言葉だ。 ほんとうの喜びが湧き起こってくる時の、たとえようのない静けさを思い起す。 なぜ今このように喜びに溢れているのか、どこにもその原因や理由が見つからない。目の前にあるものは、何の変り映えもしない空だったり、風だったり、あるいは道だったりする。 きまって独りだけの時、ふっと音のないスポットに入りこむ。 誰とも共有していないのに、あの方が今ここにいるということだけは妙にはっきりと分かるのだ。 明日、そういう瞬間が訪れるといい。 そう念じながら眠ってみよう。
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