たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年11月24日(水) |
♪Joy to the World ・諸人こぞりて♪ |
今日はクリスマスキャロルのクラスの3回目。 最初と比べて、みなさん声が前に出るようになり、礼拝堂に響く歌声もなかなかきれい。 5回のクラスが終了すると、英語学校のクリスマス会で発表することになっている。予定している歌は5曲。
今日は、Angels We Have Heard on High (荒野の果てに)とSilent Night (聖しこの夜)に続いてJoy to the World (諸人こぞりて)を練習する。
日本語だと、「主は来ませり」というリフレインが英語では 「And heaven and nature sing」となる。 日本語だとわずか6音節なのが、英語では13音節。その分、うんと口を動かさなくてはならない。
♪And heaven and nature sing♪と歌うのは確かに難しいが、言葉の持つリズムが生きていて、一旦歌えるようになれば、いつも口を突いて出てきてしまうようなリズムの楽しさがある。
また原詩の意味は<そして天と自然とは歌う>となる。 英語の歌の意味を良く調べてみると、讃美歌112番「諸人こぞりて」は訳詩というよりは、曲に合わせて作詞したものと言った方がいいかもしれない。
英語の讃美歌とは赴きが異なるが、この讃美歌112番の讃美歌は日本語の響きが美しく、また調子も良く、短い表現の中に、きちんとメッセージの入った みごとな歌詞だと思う。 しかし、本来のJoy to the World のニュアンスは伝わらないので、英語の意味を理解した上で、原語で歌うと、かなりいい。 というか、今度この歌をクラスで教えることになって、初めてこの歌のことを知ったという気がする。 子供の頃から毎年歌っていたのだが。 文法的にはいろいろと問題があるかもしれないが、原詩のおおよその意味はこういうところ。
<Joy to the World >
Joy to the world! The Lord is come Let earth receive her King Let ev'ry heart prepare Him room And heaven and nature sing And heaven and nature sing And heaven and heaven and nature sing
世界よ喜べ、主(キリスト)が来る 地球に自らの王を受け取らせよ すべての人の心に主のための部屋を用意させよ そして、天と自然は歌う そして、天と自然は歌う そして、天と自然は歌う
Joy to the earth! the Saviour reigns Let men their songs employ While fields and floods, rocks, hills and plains Repeat the sounding joy Repeat the sounding joy Repeat, repeat the sounding joy
地球よ、喜べ 彼らに歌を歌わせよ 陸も海も岩も丘も平原も 賑やかな喜びを繰り返す 賑やかな喜びを繰り返す 賑やかな喜びを繰り返す
No more let sins and sorrows grow Nor thorns infest the ground He comes to make His blessings flow Far as the curse is found Far as the curse is found Far as, far as the curse is found
もうこれ以上、罪や嘆きを助長させるな またこの地に棘をはびこらせるな 彼(キリスト)は恵をゆきわたらせるために来る 不幸があるところにはどんな果てでも 不幸があるところにはどんな果てでも 不幸があるところにはどんな果てでも
He rules the world with truth and grace And makes the nations prove The glories of His righteousness And wonders of His love And wonders of His love And wonders, wonders of His love
彼(キリスト)は真実と恩恵とで世界を支配する そして世界に証しする 彼の正義の栄光を そして彼の愛の驚異を そして彼の愛の驚異を そして彼の愛の驚異を
讃美歌112番 <諸人こぞりて>
1.諸人こぞりて むかえまつれ 久しく待ちにし 主は来ませり 主はきませり 主は 主は きませり
2.悪魔のひとやを うちくだきて とりこをはなつと 主は来ませり 主はきませり 主は 主は きませり
3.この世の闇路を 照らしたもう たえなる光の 主は来ませり 主はきませり 主は 主は きませり
4.しぼめる心の 花を咲かせ めぐみの露おく 主は来ませり 主はきませり 主は 主は きませり
5.平和のきみなる み子をむかえ すくいの主とぞ ほめたたえよ ほめたたえよ ほめ、ほめたたえよ
|