たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年10月08日(金) |
パンツと靴を買った雨の金曜日 |
昨日は、ネットで書籍を買うことについて書いた。 本屋はまだいい。本屋というのは店の中では唯一気分が悪くならないところかもしれない。(わたしは店、特にデパートに入るとあまりに多くのしかも高額な店品に何か気持ちが悪くなってしまうという傾向があるのだ)それだからお祝いの品にしろ、人へのプレゼントにしろ、親に送るものまで、相手の興味や関心をほとんど無視して本を贈ることが多い。
しかし、本屋にズボンや靴は売ってはいない。 このところジーンズばかり履いているのは、以前に購入した見栄えの良いストレッチパンツがことごとくブカブカになっていて、去年間に合わせに買ったユニクロのそれだけですますのはちょっとこころもとない。 と言って、デパートであっちでもないこっちでもない、これでもない、あれでもないと時間と神経を浪費する気にもならない。どうしようかなあと思っているところへB―Threeなるストレッチパンツ専門店がそごうに店開きしたとのDMが舞い込む。このブランドのパンツを一度買ったことがある。ユニクロより高価だが、形、履き心地、耐久性は抜群。何より選択肢が少ないのがいい。形はストレートかブーツカットのどちらか。後は10色だかある色を選ぶだけ。サイズは選びようもないのだから、ここで買えば早く片付く。雨だがよしでかけよう。
しかし、靴。気に入った靴はこればかり履いていたのでとうとうつま先に穴が空いてしまった。この靴と同じものを再度求めることはできるだろうが、この靴のデザインはわたしのひときわ長い親指を持っては、1年もしないうちにまたつま先に穴が空いてしまうに違いない。この靴を見つけた時だって、相当な時間と忍耐を要したのに、さてどうしよう。
そごうの例のパンツ屋ではすんなりと必要なものが買えた。で、そのパンツ屋の隅に、どういうわけか、靴が置いてあるのである。聞けば、その店のパンツがさらにカッコ良く見え、しかも歩きやすく足に良いというパンツ屋オリジナルの靴なんだそうだ。 え、もしかして、ここで問題が解決できるかもしれない?靴も3種類しかない。ブーツとスニーカーとパンプス。その中でわたしの必要としている形のものはひとつだけ、色も黒一色のみ。選びようがない。そこがいい。 履いてみる。すばらしく良い履き心地。先が長く角張っているからわたしの長い親指をしても先にさらに余裕がある。形も美しいし、これだったら長持しそうだ。決め!
というわけで、懸案のパンツと靴が手に入り、このシーズン、なんとか乗り切れそう。
|