詩のような 世界
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ああ 俺は阿呆だよ どいつもこいつも利口だね 万歳万歳
ついていけないんだって 大量の薬がないと 耳の穴塞いでよく聞いてね
もう、俺を、液体にして、放置するかしないか
しないなら ねえ 凸と凹結合させない? リンゴの木の下で きこりのオッサンしか見てないからさ いい気持ちにさせてやろうぜ いっそ3人でゴートゥーヘヴーン
何もかも忘れてさ、思考能力、捨てて
身体が重い いつのまに俺は錘を背負っていたんだ 過去のノートを捨ててもいいかと おまえの腰骨に 問わない
気持ちいいことエンドレス 脳内を砂糖色に染め上げる 涎をたらし痙攣する桃色娘を 一気に殺す 白く細い首はあっけなく
愛していたか、なんて、世界一下らない質問
俺はおまえの屍を うずたかく積まれた錘の上に投げ置く
利口になるために? 阿呆になるために?
おまえは液体にはならない 錘も液体にはならない だから俺も液体にはならない
きこりのオッサンは、ベルトを締め、何事もなかったように
木を切る 切り続けて 彼は笑ったまま液体になれる
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