黒いワンピース、着たら烏をひたすら追いかけようそうしたら闇夜に混ざるかな寂しい子にだけ指を差される一筋の薄いひかりになってもともと肉体なんてなかったよね風に乗ってルルルルって世界中を旅していたのかもしれない太陽や緑のにおいに包まれてゆらゆら流れる日もあれば凍えそうな嵐にもまれあっけなく吹き飛ばされる日もあったりね終わりがきてちゃんとひかりになれたら今度はわたしが原子である「誰か」を運ぼうできることならいつまでも明るい街に