詩のような 世界

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2003年03月10日(月) 身を潜める、輝き


吐き出したい言葉は
脳内を駆け巡り
わんわんと鳴り響くけれど
声にはならない

誰かを探し続けている
飽きることなく
時々泣きたくなりながら

それはもしかしたら
自分の愛すべき理想像かもしれない
皆に頭を撫でてもらえて
口癖は「幸せなの」だったりして

破片さえ見つからず
触れることなどもってのほか

「本当は」

正統派ぶった階段の影に怯えた
何よりも輝かしい未来

「欲しい、欲しい、欲しい」

わんわんと鳴り響くけれど
声にはならない
吐き出したい
その言葉


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