| 2007年07月26日(木) |
映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 |
一話目から、ずっと見続けているハリポタシリーズ。 今回も、しっかり見に行きました(^^; すでに夏休み、そして水曜日は私のよく行く映画館のレディースデーv(^^)v いつもの平日に比べたら、お客さんが多かったのですが。 でも、あれれ・・・子供がまったくいない(^^;
考えてみれば、シリーズも5作目になり、子役たちもすっかり大人びてしまっているし、お話自体はひたすらダークな世界になりつつあるし、無理もないのかな。 実際に、映画が始まってみて、さらに納得。 シリーズ最初の頃のような、魔法でワクワクみたいな雰囲気はまったくないのです。
ハリポタシリーズは毎回、ハリーの魔法学校の休暇中、おじさんの家にいるところから始まるのです。 ハリーを邪魔者扱いするおじさん一家に対し、ハリーが何かしら一泡吹かせると言う、笑いのあるシーンから始まるのが、今までの常なのですが、今回はいきなり、ハリーがディメンター(吸魂鬼)に襲われる怖ろしいシーンから始まります。
大人っぽくなったハリーの心を悩ます悪夢や苛立ち、蘇った悪の帝王の不気味な気配など、全体の雰囲気がひたすらダーク(^^; これはもう、子供向けとは言えません。 話も複雑になっていますし、今までのシリーズに登場した人たちも、説明なしで出てきているので、初めてこの映画を見た人に、はたしてわかるのかなあと・・・(^^; いえ、すでにこうなると、原作等でこの世界のお話をしっかり把握していないと、納得できないかもしれません。
それでも、映像はものすごいです。 ほうきや魔法生物に乗って、ハリーたちが空を飛ぶシーンは、まるで自分まで飛んでいるみたいに、わくわくしますし。 ロンの双子のお兄さんたちが、学校に盛大な花火のいたずらを仕掛けるシーンは痛快です。
新しくハリーたちの仲間に加わった女の子、ルーナ。 原作では、かなり変わった女の子。ファッションから言動まで、どこかピンとがずれた不思議ちゃん(笑)なのですが、映画ではその雰囲気をかもしつつ、とってもキュートで素敵な女の子でした。
原作を読んでいらっしゃる方は、想像つくかと思いますが、ラストの戦いの壮絶さには目を見張りますし、哀しい別れもあります。 楽しいファンタジーの世界、などとはとても言えないシビアな世界観になってはいるものの、やはりハリポタファンの私には感慨深いのでした。
ちなみに、本編とはまったく関係ないのですが(^^; 映画が始まる前に流れる予告編の中に、なんと「デスノート」のLとワタリの会話でハリポタの映画を紹介する、と言う短い映像があるのです。 「L、世界で一番有名な魔法少年を知っていますか?」 「ええ、ひたいに傷のあるメガネの少年ですね」 と言う感じで・・・(^^; もちろん、来年上映されると言う、Lを主人公とした映画の宣伝もさりげなく入っているのですが。 思わず「絶対見に行くぞ〜、来年!」と気合はいった私でした(^^;
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