2005年09月28日(水) エリオット・スミス
今日はベン・フォールズのライブに行って来ました。
きのうの夜、突然にソニーの担当Iさんから電話があって、「ベン・フォールズのライブ見ないぃ?」と言われて「う〜む。ベンちゃんかぁ。うう」とか言ってたら「中野サンプラザだ」と言うので「な〜んだ、中野かね?んじゃ、ちょいとブラッと」などと、すごくファンの人には失礼な、ダラリ〜ンとしたノリで行きました、サンプラザ。歩いて10分。
で、行ってビックリ。満員でした。かつて10年以上昔、キムタク&山口智子ドラマで曲が使われたことでブームとなったベンさん。いまだその伝説は生きているのか?いや、グルリと見まわすと20代OLみたいな層が圧倒的で、10年以上前は明らかに子供で、ファンの新陳代謝がちゃんと行われているんですね。その後、CMとかで曲が使われたりしてことで、ファン、育っているのか。すごいわ。驚いた。
でも聞いていたわかりました。この人の書く曲は、適度に湿っぽくて胸にキュン。それでいて明るく、楽しく、サビがあって、日本人にはドキュンコ〜ンとハマるタイプだと思いました。しかも日本人が大好きなピアノ主体だし。ほれ、『ピアノソングズ』なんてコンピレーションCDがバカ売れしたくらいですからね(←実は30万枚以上も売れたそのパート1、ライナーをワシが書いてました。下手糞なピアノ・エッセイまでつけて…笑。まさかそこまで売れるとは思わず、ヘラヘラやってたらバカ売れしちまった→だからといって、金一封が出るわけではむろんナイ)。
でもでも。ベンさん、ピアノのスキルがものすごい。やはり「アメリカで、長年、メジャーと契約して、CDをコンスタントに出して、活動する」アーティストの底力って生半可なものじゃないってことも、そこで思いましたわ。
んで。ベンさん、途中でエリオット・スミスのカバーを1曲歌いました。タイトルは忘れちゃったけど、「僕の大好きなソングライターの曲」と言って。で、もう〜。エリオットの曲はやはり全然違いました。ベンさんの曲とは。圧倒的に暗くて、孤独で、悲しくて。客席はし〜〜〜ん(笑泣)。いや、日本人大衆にはまったく受け入れられずらい、そのものでありました。
しかし和田は思いました。ああ、エリオット、やっぱり大好き、と。やはりやはり。私はどうしても、どんなに頑張っても、どんなに努力しても、明るい場所に行けないのです。どうしてもどうしても悲しいものが好きです。孤独で寂しいものが好きなんです。絶望のどん底にひきずり込んでくれる音楽…それに引かれてしまいます。
きっとベンさんも、そんなエリオットに憧れるんでしょうね。彼には絶対にかけない曲。でもいいんですよ、書けなくて。そんな曲が書けてしまったばかりに、彼は死んでしまったのですから…。
エリオット・スミスがいかにすごい天才か。今夜はそれを再確認しちゃいました。すいません。ベンさん。
とっころ〜〜で。マーマーズご覧になりましたか? NY、グリニッジビレッジのワシントンスクエア・パークでのアートプログラムなどへのチャリティ活動として、色々な人がオークション出品してて、そん中に「ハゲちんとカクテル飲む権利3100ドル」ってのがあるそうな!ワハハハハハ。爆笑!カクテル飲む?それって一杯ガブッで終りなのか、一晩ウフフ〜なのか、カクテル代は誰持ち?とか。疑問は山のよう!そして3100ドルって!!すげええっ!!どうかこれを落札した人は、その後の報告をぜひぜひしてほしいですねええ。ハゲちんとのカクテル・デート。ぷぷぷぷっ。