DJ SEO's DIARY

2002年07月30日(火) >>フジロック’02 日記 (2日目)

2日目。

ウワサ通り、テントの中は朝から日差しのせいでクソ暑い。
それによって起こされた僕らは、とりあえず風呂に入りたいってことで探す。

どうやら「富士乃湯」は簡易シャワーの横にある、あのキツイやつらしい・・・。

それはちょっと勘弁と思い、サカモっさんにTEL.。
どうやら入り口の方へもっと行ったら、いくつか入れる民宿があるらしいとのこと。

それを探しに上へ、上へ・・・・。結構すぐに発見。

一風呂500円という超高級サービスをしっかり堪能し!?(笑)
テントに戻ることに。
帰りは近道ということで「苗場プリンス」を通って帰ることに。

ホテルの中はかなり便利で、今後たくさん利用することになる。


ホテルの裏口から出る途中に”大物”発見!
”パティ・スミス”である。このとき既に他のお客さんにつかまっていたカンジで
サインをしていた。その時ちょうどサインペンを持ってなかった僕らは、
あつかましく他の人に頼んで貸してもらい、強引にお願いした。

僕はたまたま無地のTシャツだったので、それにサインしてもらった。
グレー地に赤いインクでカッコよく書かれていた。
その後、さらに人が押し寄せたためパティは僕と握手した後
すぐに去っていった。

今日のTシャツは”ザ・ミュージック”と決めていたが、サインをもらったことで
予定変更になった。

今日は11時半くらいから入場したので、”少年ナイフ”は終わっていた。
”ハンドレッド・リーズンズ”は観たかったが、それ以上に腹が減っていたので
食事にすることに。どうさこの辺りでも中の音は聴こえる。

ビールをエスニック牛丼食いながら、LIVEを聴く。
かなり盛り上がっているっぽかった。

しかし本日のお目当ては、次の”ザ・ミュージック”である。
開演前から既にすごいたくさんの人が集まっていて、パンパンである。
レッド・マーキーは大概後ろの方は空いてたりするんだが、
この時ばかりは、かなりの入りである。

超大歓声で迎え入れられた”ザ・ミュージック”は、すさまじいテンションで
叫び、踊り、カンペキにお客さんと一体化した。
すでに大物のオーラすら漂っていたこのバンド、今後の大ブレイクは
少なくともここ日本では確実だろう。

次は”バッファロー・ドーター”。これは最前列で見れた。
地味ではあったが、かなりカッコ良いライブだった。
僕が好きな”NEW ROCK”からは、確か1曲もやらなかったと思う。

次はいよいよ初へヴンでの”エゴ・ラッピン”だ。
去年のホワイトでのステージが最高すぎたので、今回もかなり楽しみだったが
恐ろしいほどの人だかりで、やる気ダウン。
記念にタバコを購入し、酒を飲む。

ホワイトで”ゲット・アップ・キッズ”を見る前に、食事をしたかったので
途中のアヴァロンで食うことに。めちゃめちゃ並んでて大変だったが、
タイラーメンとケバブサンドを食った。

もうライブは始まっていたが、少し遅れてホワイトに到着。
内容は思っていたほど悪くなく、というか良い。
”マス・パイク”はやってくれなかったが、ほとんど知ってる曲で演奏も良かった。

次のライブは、”バットホール・サーファーズ”だ。。
僕は実は最近の作品しか知らないんだが、オルタナ狂はみんな楽しみなこの
バンド。開始前からすごいテンションである。
サウンドチェックの人との絡みがあるくらい、お客さんのテンションも
上がっている。僕は上手いことに最前列がとれた。

ライヴが始まった。メガホン持って叫びまくってトイレット・ペーパーが
投げまくられる。ステージ上では「がははははー」と笑いまくって、
エフェクターをいじり、シンバルにアルコール垂らして炎上!

アホ指数は普通に高かったが、結構落ち着いてるカンジがした。
・・・ってゆーかやる気あんましなかった?
結局一気に方向性がかわった新作が、どう絡むかに注目だったが
新作からは一曲もやらないという荒技に(笑)
そして物販では旧作のCDまで売る始末。う〜ん・・・さすが。

そしてホワイトのトリ、”ソニック・ユース”だ。
常にかっこ良すぎる彼らのライブについては、実はあまり言う事がない。
今回は新作から4曲で、「KOOL THING」「DRUNKEN BUTTERFLY」などなど、
旧作からも織り交ぜた内容。
途中でキムのMCとお客さんが上手くかみ合わず、言語の違いを感じて寂しく
なったが、それは多分お互い様だろう。
今回のジムはスーツ姿で登場。

ライブ後、深夜に備えて飯を食うことにした。
どこもいっぱいに並んでいるので、並んでない「大盛りカレー」500円を
食うことにした。
・・これが、恐ろしいほど普通の味だったが、めちゃめちゃ大盛りで
かなりの気前の良さを感じたが、腹が苦しかった。

深夜は”DJ シャドウ”から突入!
自分の曲に素材をブレンドして、超テク・スクラッチが入り、
後ろの映像と絡み合う!かっこ良すぎ。

勿論、しっかり眠いアブストビートは満載で”眠り踊り”に突入。
けど、後半でしっかりアゲまくって大盛り上がり!!

ロック、テクノ、ヒップホップ、ジャズ、ソウル・・・
全ての要素が密接に絡み合った、すばらしい”融合体”だった。

後ろの映像とリンクさせた、「ホーム・アローン」っぽい帰り際の
かっこ良さは、今年のナンバー1だ。


次の”DJ ケンセイ”は、次に備え休むことに。
彼のサウンドは気づいたら、かなりわかりやすいテクノになっていた。
エレクトロニカじゃあなかったん?
これならシャドウの前の方が良かったのでは・・・。
というかフジ側もビビッた?(笑)


さあ、本日のメインの一つ”ザ・ブルーハ―ヴ”の登場だ。

僕は今回が念願の”初見”なので、本当に楽しみだったが
やはり自分の思っていたライブとは、だいぶ異なっていた。
そこには、やはり”ヒップホップ・アクト”としての立ち位置が存在し
ボスはよくしゃべるし、何かしらアゲようとする”かっこいい”ことを言う。

作品から感じたとてつもない”緊張感”は、そこにはない。

ボスは今でも充分にカリスマ性があるんだから、
余分なことはしゃべらない方が良い。”一言”の重みを感じたかった。

しかも”言葉攻め”が売りのはずの彼のライムは、舌が上手く回っておらず
ナニを言っているのかわからない。彼らの音源は”一聴目の衝撃”が最も大事
だと思っているので、そこが辛かった・・・。

しかし、最後は”苗場”用のリリックが飛び出して
しっかりと感動を植え付けていった。
やっぱりポエトリーじゃないと、歌詞聴き取れんわ。

結局のところは、とてもカッコ良くてアンコールの嵐であったが
やはり出てこず・・・というか出てきたら前曲の意味がなくなるし、それで正解。

次の”タカユキ・シライシ”は登場しにくかっただろう・・・。
お客さんは恐ろしい・・・。

彼は、結構かっこいいアブストラクトを流してたけど
もう朝の4時ってことで、帰って寝ることに・・・。




―――――――――――――2日目、終了―――――――――――――――――



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