| 2002年07月29日(月) |
>>フジロック’02 日記 (1日目) |
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いやー、予想通り楽しすぎたフジロック! 帰ってソッコー仕事だったんだけど、心ここにあらず。
今はサイコ―すぎた「テレヴィジョン」を聴きながら書いてます。
さて、今年のフジロックは僕と彼女の2人で行ったんだけど 交通手段は今年からの「星空トレイン」でした。 しかしこれが結果としてだいぶ読み違えたカンジだった。
やはりというべきか、アーティストのTシャツは売ってなかったし、 KARMAでの前夜祭は、かなり中途半端である意味おもろくて、 んで肝心の電車は、人が足らなくてガラガラだったのはいいんだけど 10時間もノンストップで行くにもかかわらず、 車内販売員がいないのにはびびった。餓死させる気かと思った。
んで、結局着いたのは午前9時半だ。既にかなりの数のテントが立っていて、 もうだめかと思いきや、キャンプサイトからすぐの所にびみょ〜な空間が 空いていて、そこにはレジャーシートが”置いてるのか捨ててあるのか とても微妙”な状態であったので、もう強引に取っ払ってテントを張った。
かなりいい位置にテントを貼れたので、かなりゴキゲン。 ウキウキでフジロックのゲートをくぐる。最高の3日間の始まりだ!
まだ午前10時過ぎ。 かなり腹減っていたので、まずは飯の時間。 ビールに牛串にうなぎ丼を食った。
グリーンに向かう途中でパクちゃんに会いつつも、グリーンへ。
んで”アメリカン・ハイ・ファイ”だ。 でも正直言うと僕はこのバンド、大して思い入れがない。 シングルのM2は大好きだけど、他の曲はいまいち馴染めない。 だから後方の芝で座って観た。 演奏もかなりヘタで、「だるぅ・・」って思っていると わりと早いうちに”フレイヴァ―・オブ・ザ・ウィーク”を演ってくれた。 それを聴いてもう満足だったので、この浮いた時間を使ってTシャツを見に 行くことにした。去年あれほど混んでいたTシャツ売り場であるが、 今年はビックリするぐらい早く、5分も待たなかった。
かなり迷った挙句の果てに、スピリチュアライズドとザ・ミュージックの Tシャツを購入。
その後、レッド・マーキーへ。 ウワサのバンド”パーキンソンズ”だ。でも僕的には行く前までは 見る気満々だったんだけど、どうもこの暑さの中見る気になれない。 2.3曲聴いた後、出てまた休んだ。この時にはワールドレストランで クイーン・プレートを食べた。去年も食べたんだけど、やっぱり辛い。 即行ビールも買って流し込む。うまい。
そして、本日のメインの一つ。 ”ザ・ジーヴァス”だ。 絶対に前で観たかったので、途中にヤスさんにバッタリ会うが、 柵内に入るためにどんどん下へ降りる。 ちなみに今、ライブをしているのは”東京スカパラ”。 当然の如くワヤっ子大量発生! 押し寄せるスカ・ダンスの波を、宮沢尊鷹(byタフ)のように すり抜け充実感に浸るが、別にそんなことまでせんでも良かった。 スカパラが終わった後に、中にいたほとんどが当然のようにグリーンを 後にしたからである。入れ替わり直後はビックリするぐらいがらがらだったが、 始まる前にはだいぶ入っていた。
さあ、”ザ・ジーヴァス”の登場だ。 大歓声の中、迎えられる王子”クリスピアン・ミルズ”。 クーラ・シェイカーに毛の生えたようなセット・リストで、 ファン・サービス全開!しっかり踊らせていただきました♪ パクちゃんのほんとに楽しそうな姿が良かったです。
次は、順当には”アレック・エンパイア”なんだけど、 ここは滅多に観ないHIPHOPという事で”ブラッカリシャス”を観にホワイトへ。 あんまり曲は知らないんだけど、最新アルバムからの名曲、 ”メイク・ユー・フィール・ザット・ウェイ”が聴けて満足。
そして、またグリーンへ。アレックがまだ演ってるけど横目にまた食事。 シフト・レコ―ズが出店してて、そこにスタッフのワダさんがいて挨拶。 そこでビールを買って、食料買いに徘徊。 タイ・カレーを買ったんだけど、これが恐ろしく辛い。 相当苦戦した挙句、完食。
そこで会った、ともこ&早苗ちゃんらと戯れた後ボアを観にグリーンへ。 僕は初めて観たんだけど、カッコよかった。 くるりにせよ何にせよ・・・自分の邦楽は最低5年は遅れてる、 とやっぱり再確認。・・・だから(DJでも)かけねーんだよ(笑)
その後、レッド・マーキーで”テレヴィジョン”を観た。 恐ろしくカッコ良かった!!楽しみにしていた”マーキー・ムーン” ”ヴィーナス”だけでなく、全曲サイコーだった! お客さんのノリもとても良かった。 サイケかつダンサブル、そして中身はパンク。 ギターの音色がヤバすぎた。
次は”オーディオ・アクティブ”を観ようと思っていたのが 知らない間に中止になっていたので、 色々あった挙句、グリーン・ステージのトリ前を やることになった”ミューズ”を観に行った。 僕はもう既に3回も見ているので、どっちでも良かったんだが彼女が 観たいということで観ることに。
しかし、予想外に良かった。 お客さんの歓声&盛り上がりが凄かった。ステ―ジングもマシュ―が ちょっと威張りちらしていそうなワンマンノリだったが、ここ1年で 存在感がかなりついたように感じた。でっかくなったもんだ。 セットは2NDがほとんどだった。”サンバーン”はイントロのピアノが ギター・リフに変わっていた。あと新曲もやっていた。 さらにビジュアルに拍車がかかったようなサビが個人的には微妙だが、 かなりキャッチ―で人気の出そうなナンバーだった。 スタジオ盤で聴いたらまた違うのかも。 ラストはやはり「ブリス」でおなじみの風船も飛んできて 感動的なラストだった。
その後は”BRMC”、レッド・マーキーのトリだ。 既に結構な数の人が入っていた。ライブもいい雰囲気に満ちていてよかった。 だが痛いのは、彼らには盛り上がれる曲がないということ。 もちろんM-3は最後にやってしっかり盛り上がったが、それ以外の ジザメリ+NYパンクな曲は、先に本家”テレヴィジョン”にやられてしまって いたのもあって、”彼ら”のサイケ・ギターにはそこまでの価値は 見出せなかった。
そして、トリの”プロディジー”だ。 テクノ(ダンス)だから後ろでもいいや、と思っていたら 何と”モニター”に出ないじゃないの! あんまし見れないところで踊っていたら、だんだんつまらんくなってきて、 「スマック・マイ・ビッチ・アップ」の後、急遽ホワイトへ。
ホワイトのトリは”ジョージ・クリントンとP-FUNK御一行様”である。 気持ちの良いファンク・ビートと楽しげなステージングが、とてもいい。 曲もヒット曲のオンパレードだった。途中の30分くらいしか見ていないが ”フラッシュライト””ニー・ディープ”とかやってた。
その後は深夜のダンステントに備え、食事。 やたらとご飯の多い”ただのカレー”をだまされた心持ちで食う。
途中から”ジャンキーXL”に突入。 彼の作品同様、かなり攻撃的なトラックを連発! かなり盛り上がっていて、僕も踊り狂った。 僕はシングルしか持ってないから、彼のアルバムは知らないんだけど 今回はDJできたようなカンジだった。 最後は、そこまでの流れからでは流すなんて全く想像つかなかった エルヴィスのあのリミックスで大盛り上がり!!
そして、超メインの”XーPRESS 2”の登場だ! だいぶ後ろにいたので、あんまりよくプレイが見れなかったんだが ブースに3人横並びになって立っていて、横2人が基本的にDJなカンジで 真ん中の人がエフェクト担当・・・なカンジだ。 でもエフェクト以外の効果を、どこで誰がどーやってつけているのかは 全くわからずじまい。 綿密に絡み合った色々な音が、4つ打ちビートの上にキレイに乗っかる。 サイコ―に気持ちのよい空間で、眠気と戦いながらひたすら踊る僕。 知らない間に”眠り踊り”になってよたつきながらも、更に踊る。
途中からいっちと出会い近くで踊るが、踊りすぎで足が痛い・・。 2時ごろの”MUZUKIZUM”でもう限界。 早くからダウンしていた彼女を起こし、テントに戻ることにした。
夜はウワサ通り、かなり寒かった。 ウインド・ブレイカーを持って来ておいて良かった。 テントの中は快適だった。 すぐに寝た。
――――――――――――1日目、終了―――――――――――――――
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