非日記
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2007年09月10日(月) 覚書。

借りて聞いて、良いなー好きだなーと思うのがあっても、今以上家に物が増えるのが嫌でなるべく買わないようにしてる。しかし、また聴きたくなった時に「なんだっけ?」とならないためにメモしておこうと思います。

/イ/エ/ロ/ー/カ/ー/ド/
/ボ/ッ/チ/ェ/リ/
/ヤ/ン/・/ガ/ル/バ/レ/ク/

とりあえずこれはメモしておこう。

/イ/エ/ロ/ー/カ/ー/ド/はロック?なんか良かった記憶がある。/ボ/ッ/チ/ェ/リ/はロマンツァが良かった。オペラ歌手なの?ポップスも良い感じに歌ってたが。良かった。/ヤ/ン/・/ガ/ル/バ/レ/ク/はなんだろう。/ボ/ッ/チ/ェ/リ/と/ヤ/ン/・/ガ/ル/バ/レ/ク/は買っても良いと思ったんだが、もうCDを増やすのが嫌だ。あーでも欲しいなあ。すごく良かったわよー。



この間バス停に立っていたら、なにやら黒っぽい影が「〜〜〜○×○×(注:聞きなれたバス停名)〜〜〜〜?」と声を発し、「ん?なんか私に聞いてきたのか?」と思って、そちらを見たら

まあ…すっごく、黒い御方…

何の事は無い黒人さんだった。うーん、いつみてもなんて黒いんだ。なんという黒さだろうか。もうこれは日に焼けた色じゃない。こんなに日に焼けたら死んでしまいそうだ。何時見ても感心する。その昔、諸般の事情で、洋物のえろビデオで単語の述べにくい箇所まで全身まんべんなくガッツリ黒いのを確認し、「やはりそうなのか。まあそうなんだろうと思ってはいても、あらためて現に確認すると感動的」と感心した記憶が蘇る。これで掌と足の裏は白いのだから余計に謎だ。
きっと向こうも、アジアにやって来た時には、しみじみと「モンゴロイドってなんて黄色いんだろう。すっごく黄色い。しかも日に当てておくと段々色が変わるのが実にミステリアスだ」と心から感心したに違いないよ。
コーカソイドがまた真っ白なのよね。「何コレ?妙な皮だ」と思うほど、すっごく白いのよな。白人もテレビや映画でよく見るが、しかし現実に見ると「わあ!しろーい!」と驚きの白さだ。
しかしこんなにいつ見ても「人種って違うんだなあ」と目がぱちくりしてしまうほど心から感心してしまうのは、色の幅が少ないモンゴロイドばっかりがワラワラ溢れてる日本の田舎に住んでるからだろうか。

最近たまたま異国の人が何人か声をかけてきたが、皆ちゃんと日本語を喋ってくれてる模様だ(イマイチ聞き取り難いところもある。しかしここの方言もイマイチ聞き取れないのであまり変わらない)。皆、賢いな。

時々同じバス停からどっかへ乗っていく美人の二人組がいて、どこか知らないが工場の制服みたいなのを着ていたので、朝からご苦労様と思っていた。バス停は禁煙なので、少し離れたところで煙草吸ってるのが私の定位置なんだが、先日のある日、突然美人のお姐さんに「オネーサン」と声をかけられた。
気がついたらバス停のベンチにカバンがあったらしい。「コレ、オネーサンノ?」と聞くので違うと言ったら、美人二人の間で難しい顔をして問題になった。どうもどっかの誰かの忘れ物らしい。
てゆうか、この二人は異国の人だったのか。発音の仕方が微妙で、長い文章にならない。ちゃんと日本語を喋ってるのに何故異国の人だとわかるのだろう。たぶんあれだよな、日本語は外国の人が聞くと、単調にカタカタカタカタ…という感じに聞こえるという噂を聞いた事がある。そのビミョーな発声とビミョーなイントネーションが達成されてないんだよな。発声がどことなく違うんだ。これ、本当は違う音域の声を違う音階で発する癖があるなと何気にわかる。
「どことなく日本人離れした美人だな」と常日頃思っていたら、本当に異国の人だったらしい。なんとかネシア系だ。ポリネシアとかそっちの方の雰囲気。

しかし忘れ物どうしよう。声をかけられた私もどうしよう。
もうすぐバスが来てしまうんだが。
しかしこの二人のバスももう直ぐ来てしまうだろう。
困ったように「ドウシヨウ」と言って、こっちを伺ってくるので、「警察に届けたらどうでしょう?」と言ったら、「ケーサツドコ?」と来た。お察の交番は直ぐそこにあるにはあるんだ。
二人ですっごく困ったように顔を見合わせてますね。何故私を見る。

あーわかりたくないけど、すごくわかります。

私だって、病院と警察は外国で可能限り行きたくないところ、ベストワン、ツーだよ。まず、単純でない複雑な諸々を表現しなければいけないのに、ちゃんと適確に喋れるのか語力に不安がある。専門用語とか法律用語とか何か普段使わなさそうな単語を連発されそうで怖い。しかもそんなところにうっかり行って何されるかわからん感じだ。変な誤解を受けたら大変な事になる事間違い無い場所、ベストワンツーが病院と警察だ。病院は下手したら死ぬかわけのわからんまま何かをされて意味不明の大借金を抱えたり、おサツは気がついたら留置所かもしれん。Why?な、ままで。

致し方ないので、どのみちバスが来るまで後五分も無い。迷ってたら余計追い込まれる。「私が持って行きましょうか?」と手を差し出したら、安心したように「スミマセンオネガイシマス」と来た。
あなた方、不法滞在者の不法就労者などでなく、単に法的に過たず立派に胸を張って出稼ぎに来たか、もしくは国際結婚したのだよな?死ぬまで信じさせてくれよ。頼むぞ。それに私はおサツではないし、役人でもないんだ。少なくとも私は。というわけでどのみち私は何も知らんのだ。

交番に行ったらおサツは居らんし、やっと呼び出したと思ったら、いまにもバスは来そうなのに書類を書かせようとするし、往生こいた。「どうでもいいつってんだろうが!はやくペンをよこせ!名前だな?名前だけでいいな?!」と罵りながら書きなぐったら、「住所も」と言うので、つい「このクソが!」と口走ってしまいました。
ほとほとごめんなさい、おサツ。おサツが悪いわけではないのに。おサツがどんなに大変なお仕事かわかってるつもりよ。親戚におサツがいるからな。しかし私もこれを逃したら大遅刻が大決定なのだ。いっそ傷害事件なんかだったら諦めもついたんだが、どう見てもどこぞのOLの昼飯が入っただけのセカンドバック、このカバンの為にわざわざ警察を尋ねてみるかどうか甚だ疑問を感じるレベルの忘れ物の為に遅刻したくないんだ。

実は異国のお姐さんズに声をかけられる直前に、遠目に「…あれ?あそこに座ってた人がいなくなってるけど、もしかして忘れ物じゃねえの?」と気がついてはいたんだが、「…あー、でも私もバスがもうすぐ来るし、順当に行けば交番に持っていくしかない。交番は少し歩いたそこにあるにはあるんだが、あそこあんま警官いないし、遺失物の書類が云々で、警察に行くとメンドクサイんだよなー。あれたぶんセカンドバックだから失くしたら命に関わるような重要なものは入ってないんじゃないかなぁ?私じゃない誰かがきっと持って行ってくれんじゃないかな、そうそうきっとそうね」とかそういう事をウダウダ考えて「…めんどくせえからまあいいか」と無視しようとしてたんだが、私がそうして逃げようとしてるのを察したのか、天から使いがやってきて善意の声がかかってしまったのだ。
天使が異国の出身者の姿をとっていると悟った時の、「ゲェ、ぬかったわ!ちょ、誰か!この辺に誰か暇な日本人居ませんか?!」気分は例えようもありませんでしたよ。

こう、何気ない風を装って逃げようとしていたら裾を掴まれてつんのめった感じ。神め(逆恨み)野郎絶対私を張ってるに違いない。張り込み24時に違いない。
しかし純粋で素朴な良心からをも逃走するには、その手前の自分の思考が浅黒すぎたのです。泣く泣く。わかった、あなた方の善意は代わりに成し遂げてやるが、その代わりこれからも生涯清く正しく美しく生きるんだぞ。私のなけなしの良心を汚したら許さんからな。
私が「もういいだろ!?」と投げやりにペンを放り出して交番から逃走し滑り込んできたバスに飛び乗った時には、どうやら天使はバスに乗って出勤した後でした。

数日後にバス停であったら、遠目ににっこり微笑んで会釈していった。うう。心が痛むわ。
あの交番には助けを求められない。苛苛してたからってあんまりだ。申し訳なさ過ぎる。



そういえば、ちょっと前にテレビで心霊特集をやってたんだが、そこでエライ霊能力者の先生が、生きた人間を数体入れ替わりに操った霊を「神様に近いレベルの力を持っている」と言っていて、「なんと!」と思った。
魂から直接操作するような事は神様に近いレベルの力を無いとできないんですって!心霊界ではそうなの?
それを聞いてすぐさま「陰陽編」を思い出した。じゃあアレはやっぱり仮にも神様でいいわけか?
私の中では、イメージ的に神様ってのはもっと何もせん人(←?人じゃないだろ)なのよ。人間どころか地球も宇宙もどうでもいい感じで、良い事も悪い事も意識してやってるわけでなく、主に積極的になんもせんのだけど、なんとなくわあすごーいってメラメラした感じで(光輝いてるところ)、バチバチバチって感じで(弾かれてるところ)、近づくとジュッって感じなんだけど(近づいた人間が蒸発したところ)?
…そこまで考えたところで、もしかして私の神様のイメージの中心は太陽なのではないかと気がついた。

あー…んー…、でもありうるかもしれん。そうなのかも。
数代前に兄弟で神道と仏教を分けて継いだ為に(なんでそんな事をしたかは知らん)、親戚の半分が神道なのよな。で、ちっさい頃に神道の大婆様に朝から一緒に太陽と鏡を拝まされたりしていたのだ。何故だ。私、一応他の宗教の洗礼は受けてないし、ブッディストのはずなんじゃけど。何故か「眠いようババ様」と思いながら朝も早くから太陽を拝まされてた覚えがある。
まあね、何故兄弟で分けたのか知らんが、その縁で、割りに若くして死んだおばあさんは、私はこの人がとても好きだったのだが、なんだかごちゃごちゃした宗教上の理由で、宗教上の籍が宙に浮いてしまい、こっちにはいれられん、こっちにもいれられんで、実家の墓にも嫁ぎ先の墓にも入る事ができなかったのだ。一人ぼっちなの。
それで、
幼心に宗教ってやつはなんて下らないものなんだと宗教というやつがなんだか嫌いになった。
結局埋めたは埋めたんだけど、位牌に名は入らなくて(だって仏教徒じゃないから)、仕方ないから写真を飾ってたんだが、その写真がパーン!と割れたりとかな、色々面白おかしい事があって戦々恐々としてたんだ。ドアノブとか勝手に回って開くの、信じらんない。いややめてお願いだから。開けたって閉めちゃうんだから、鍵だってかけちゃうんだからね!
あの頃は幼児だったが、今あったら私も妙齢の熟女なので変質者呼ばわりする!
そういえばその頃は次から次へとバンバン親戚が死んで毎度喪主になってしまうのに遠方に暮らす長男長女の我が家の家系は火の車になり、関係ないが私の顔は爛れ、右だか左だかばっかり集中的に怪我をし、墓石はバーン!と倒れてみるし、色々妙な騒ぎが多かった。のちのち心霊特集を見てると当時ひょっとして万が一の事があれば(万が一=あの世はあるとか)何やら言いたいことがあったのかもしれないなと思い至ってみるが、そうは言われても日本語でわかりやすく伝えてもらわねば、ガラスを割るとか墓をなぎ倒すとかの暴力では物事はけして解決しないのだ。

図書館に行ったら、「頼りになる神様辞典」ちゃらん本があって、何かと思ったら全国の寺社で祭られてる神様に関して、「何を願うならここ!」というガイドブックだった。しかしそのタイトルを見て、何より、「そうよな、八百万もいれば、『単にいるだけ。役にも立たなければ害にもならないが、とにかく尊い』という頼りにならない神様が殆どだよな。人間にとって頼りになるのもいれば、害になるのもいる。しかし皆神様は神様である。私は神様ズのそこが好きだ」とおかしく思った。


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