非日記
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いつもどおりのつもりだったのに、色々な物を忘れて出勤してきてた事に気がつきましたよ。
・携帯を忘れたろ。まあまず使わないから良いんだけどさ。 ・持って出るつもりだった水分補給用のペットボトルを忘れたろ。まあ買えばいいんだけどね。 ・新聞を忘れたろ。まあ本は二冊持ってたから暇は潰れるんだけど。 ・ガードルを忘れたろ。履いてたら暑いから別に良いんだけど。大体私はガードルは嫌いなんだ。 ・申し送りのメモを取り忘れたろ。これは取りに戻った。
しかし忘れてはならないものを忘れている事に、職場について気がつきました。これを忘れると仕事する気がぐぐっと減ります。いつも家に帰ることだけを楽しみに仕事してるが(なら働くなよと思う剛毅な人もいるんだろうが、私は「休日を待ち望む気持ち」が好きなんだよ。毎日がお休みだったら私のような凡人は「わーい、今日はお休みだ!」と喜ぶことができないんだよ。そういう喜び方をすると「高エネルギーで渦巻いてる葛藤を見ない事にして自棄になってる自分」って感じがするんだ)、それにもましてめっちゃヤル気出ません。 大体私はやり始めるまでは何でもヤル気がゼロに近くて(だから「やりたい事をやれ」等と言われると辛い。凄く悩む。一番やりたいことは寝ることだ。)、いつでも何でも区別無くやりたくないんだが、一度車輪が動き出してやり始めると何故だかチョッピリ楽しくなってきて無心にやってたりするんだよ。踊るが如くというか、リズムに乗って来るとウラララ〜♪という感じになるわけよ。
だからまだ何も始まっていない通勤中の交通機関の中では「今出勤中だ。これから仕事に行くんだぞ」と思うとドナドナ気分。 ♪売られてゆーくーよー♪ がバックミュージック(毎日それでは楽しくないので、大抵はイケナイ事を考えてにこにこニマニマしているか、本読んで今通勤中であるという事をすっかり忘れている)。職場が見えたあたりで「もう仕事は終った。もうすぐ家に帰れる」気分になり、バスを下車する頃には「後十時間もすれば家に帰ってるんだわ!」という希望を芽生えさせて幸先明るい気持ちになり、更衣室あたりでは無心になっている。
しかし今度ばかりは更衣室で最も重大な忘れ物に気づいて「もうお家に帰っちゃおうかな…」と思いました。 人は自分に重大な秘密があると、一応一生懸命隠しているんだが心の底では是非当ててみて欲しくなったりもする。人がドキドキしながら頑張って隠しているというのに、その多大な努力とストレスを誰にもわかってもらえないのはやりきれない。 逃亡し続けた犯人なんぞが犯行を自供して、「アナタはもう十分に苦しんだわ」とか言われたら途端に泣いてしまうのはコレじゃないかと思う。「もう命を削る思いで隠さなくていいんだ」という安心感と、「今までの誰にも言えない苦労を認めてもらえた」という。誰も「こんな大変な事をしでかした事を隠し続けるなんてスゴーイ☆」と褒め称えてくれないのに、「完璧に隠したい」というモチベーションを延々と当ても無く維持し続けなければならないのよ。大変だ。
このたびも是非に真実を暴いて欲しい。しかし「是非わかって欲しい」という気持ちが「隠しておきたい」という心の暗闇を明々と照らして切り払ってしまい、隠し事をしているという後ろ暗い気配にすら誰も気づいてくれないので(強いて言えば何やらウキウキと浮かれ、期待に満ちてはしゃいでいるようには見えるかもしれない)、とりあえず「影のある女」として注目してもらう事にする。
私「今日の私はいつもの私とはちょっぴり違うんですヨ☆」 人「え、そうなん???髪は…切ってないよね?」 私「髪は切ってません。今日の私にはヒミツがあります」 人「化粧も…してないよね」 私「化粧もしてません。毛深いところも同じです。まだ顔剃ってません(怠けるな)」 人「アハハ、えー何かしら?何が違うの?」 私「今日の私には大変な忘れ物があります」 人「靴とか?」 私「靴は同じです」 人「えーわかんない」 私「今日の私にはー、ブラがありませんでしたー☆」 人「エエ!そうなんだ!?」
切な! あまりの切なさにアッチでもコッチでも「今日の私、どこか違うと思いませんか?ジャ、ジャーン☆」とくるくるターンして見せて回りました。おまえは本当に隠したい気持ちがあるのか。あるわよ。ただ隠したい気持ちは世間体を気にして普通である事に野心を燃やす後発の自分なんだもの。これはこれで素直で正直で、もはやココを削ったら自分ではないと思うんだが、別の角度で素直で正直な心(やはりココを削っても自分では無いと思う)は 「ちょっと聞いてよ!アタシったら今日、ノーブラで出勤しちゃったよッ!信じらんねえ!ギャハハ!」 とスピーカーで報告して回りたかったんだ。だから葛藤を最少にするため、あらゆる角度から正直に「ひた隠しつつ暴露」して回ってみた。満ち足りた。
「矢口さん、○×○×してくださいね」 「あー、今日はブラが無いから激しい労働は無理です」
なんとも言えない気持ち悪さよ。
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