非日記
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うちの壁には少し前から重大な秘密があります。 穴が開いています。
先月は天井を壊した直した私ですが、その際、勇気を出して許可をいただき釘とトンカチを貸していただいた大家さんの息子さんがアタクシを哀れに思ったのか(だってアイツ笑ったで!?鼻で!)、こんな事をおっしゃいました。 大家息子「他に壊れてるところはありませんか?」 ンまあ!?直してくださるのかしら? 人に言わせれば「そんなものは大家が直すもんだ」とおっしゃるが、私の気が引けているのは、この家に入居する際に敷金を払っていないからだよ。その昔、ン十年前は田舎から学校に通う為に出てきた中高生向けの「学生寮(生徒寮とでもいう?)」だった事もあり、そういう規約がものすごーくいい加減というか無いも同然なのだ。だからこその破格である。 そこでアタシはどきどきしながら、試しに言ってみました。 私「ちょっと壁が崩れかけてて、ちょっと壁に穴が開いてて、色々ガタガタしてきてます」 息子「…壁が?それは…」 私「いえ!いえ!今すぐどうこうという事は無いと思います。ずっと前からですから。ただ段々と次第次第に酷くなっているような気がしないでもないかなーってカンジなだけで別に騒ぐような事は無いんです。住めない事は全然無いんですが一応悪くなってきてるところを言うておきますとそんな具合になってきてるかなーって。いや本当今すぐにどうこうって事はけして!」 ↑ 追い出されるとアタイ家なき子に!…って事は無いが、今の給金で優雅な生活でやっていけてるのは、まちがいなくこの古い古いあまりにここン年でさらに安くなった家のおかげなんだ。 息子「あー、じゃああんまり酷いようだったら、」 どきどき… 息「空いてる部屋に引っ越してください。隣の部屋にでも」 私「ぶ、隣の家ですか」 あー、その家(部屋)は前に私が住んでた部屋だ。別に悪くなったから引っ越したわけじゃない。気分で、なんかこーウキウキするようなことでもしようかと思って引っ越しただけだ。ン年前に巨大な台風がやってきてXX大水害になった時にしみじみ考えた、「隣の家なら台風の中、傘をさしてトイレに行かずに済むよな」という理由もあったが。
そうか、辛かったら隣に引っ越せばいいのか。話のわかるおっさんだ(いつも文句言ってるくせにこんな時だけ)。 それでちょっと悩んでいた。でも今年は年末までスケジュールが無駄にキツイんだよ。休みごとに少しずつなら出来ないことも無いかもしれないけど、全部自力手動ではちょっと年内には引っ越せないっぽい。いつも寝てる時間を動けばいいだけかもしれんので、ま、「いやだ寝ていたい」という私の気持ちの問題なんだけど。
…しかし冬が厳しくなる前に、この壁に開いている穴を塞ぎたい気持ちが胸いっぱい。 どこに穴が開いてるかというと、エアコンの配管のところ。詰めてあった(?)粘土みたいなのが割れて落ちてる。
このエアコンは以前ここに住んでいた某御友達が自腹で買ったもので、お布団やら置いていったついでにエアコンも置いて行ってくれたのだ。ちなみにエアコンを設置したのはそのお父様である。 「助けて○○さん!お父様はここで何をしたの!?ここ、どうすればいいの!?」 と御友達に連絡しようかと思いましたが、私は今年の年賀状を六月に出したという引け目により、とてもそんな勇気はありません(だって一年ぶり以上だと一体何書けばいいんだという逡巡により悩んでいるうちにみるみる時間が経ってて、いやもう何も言わないで。三月に出せた相手にすら「郵便受けに発見してきた夫が『今頃年賀状!?』とものすごく驚いていて、そんなところがあなたらしいわと思いました(笑)」なんてハガキが来たぐらいなのに六月だなんてもう黙って日本列島の北の端まで北上したいです。本当です。もういっそ知らんふりしようかと思ったぐらいです)。「もうこんな礼儀知らずの女は知らん」と思われていても何ら有効な反論ができませんからね。 いや今年は頑張って早く出すつもりですよ。もう今年は「どうせ来ないから」と来ないかもしれないけど、そんな年には自分から出して「せっかく書いたのに誰からも来なかったーなんて酷いのかしら年賀状の一枚ぐらいくれたってよさそうなものだわそうじゃなくて?」等と我が身の所業を忘れてごねるのが私にはよくあることです。
私はお父様の職業を知らんので、もしお父上が専門家で、専門家にしか取り扱えないブツによって専門家にしか成しえない作業をなされていたら私にはどうする事もできない。しかし真冬が来る前に穴を塞ぎたい。などと色々思い悩みました。めっちゃ保守的なんで諦めきれないのです。 もういっそ紙粘土でも詰めて誤魔化そうかと思い悩みながら、ホームセンターに行ってみました。
なんか今流行のDIYとかみたいだ…!
ちょっとウキウキしつつ。いや、DIYってもっとこーおしゃれなカンジじゃねえの?「天井が落ちそうだ!」とか「寒さが厳しくなる前になんとしても壁を塞がねば!」という方向はDIYじゃないような気もするなと、思ったんだけど、協会の定義によれば↓、
「住まいと暮らしをよりよいものにするために、自らの手で快適な生活空間を創造することをいいます」 「意欲的な生活者の姿勢と行動を表します」
天井はまだしばらくもつだろうという安心感を求めるとか、これ以上壁が崩れ落ちる前に穴を塞いで冬の寒さをしのぎやすくしようというのも、「自らの手による快適な生活空間の創造」かも!「意欲的な生活者」だよ私! 何しろDIYは「Do It Yourself」の頭文字らしいだ。 「おまえ自身でそれをやれ」 まさに大家の息子の態度と言葉…!?
ホームセンターなんかに行っても何を使ってどうすればいいのかわからんと思っていたが、端から棚を眺めていたら何やら見つけました。
「エアコン、流しなどの配管部の隙間補修に」←パテ
…もしかして求めるものはこれじゃないんですか? この粘土っぽいもの。見るからにこれが固まると崩壊したブツになるような気がする。 きっとそうだよ! …二三千円なら勿論出せんこと無い。
後は時間と勇気と度胸(無謀)が必要だ。
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