非日記
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| 2006年09月25日(月) |
週末には服を着た人にしよう。 |
なんとかして。
自分等の会社のだけでなく、提携業種さんでもシフト表に大体は私らの名前を打ち込んでるようなんだが、苗字はともかく名前の方は呼ばないだけあってろくに覚えていないらしい。大体は苗字にサン付けで誤魔化してあるんだが、時々頑張って下の名前まで入力して、しかしそれが間違ってて面白いです。 大体シフト表に私どもの名前も打ち込むってのは、たぶん初期の頃の「ちょっとおばさんとか呼ぶの止めてくださーい。私達には個人名があります。国家資格持ちだからって上から見下すなよー」という文句が通ったのかもしれないな。
いや私はオバサンでも何でも良かったんですけど。「あんた」とか「おたく」とか「君」って言われると嫌だけど、おばさんとかおねえさんなら良い。接客商売も微妙に長いかもしれないけど、同業者でなくて、お客さんでもそう呼びかけられるのは結構好きじゃない。黙ってるけど好きじゃないです。「おまえ何様?」と思うのよな。いや「お客様」なんだけど。わかってますけどね。死ねとか思ってるけどがんばります。 まあいつも私が常に腰が引け気味なんかもしれないけど。しかし自分が店に客として出かけても「こっちは客なんだから」とは思えない。客だけど、客である前に同じ庶民だろ!うん、腰は引け気味の小心者だけど、心の奥は猛ってるわよ。
個人名で呼べなんてやったら、こっちの方でも向こうの名前を覚えて、職種や担当名でなく名前を呼ばなきゃいけないっぽいじゃないか。無理言うな。でも皆様は頑張ってるもようです。 例えばビルの清掃業者のおばさまやおじさまからイキナリ苗字で呼ばれてみ。「確かに私はそういう名前だが、名乗った覚えは無いのに何で知ってんねん」ってビビるで。そして「私はあなたの名前など知らないのに。しかも相手は既に知ってるらしいのにこっちが今更『ところでアンタ誰?』なんて聞けないだろうがよ」と良心がみしみし痛む。「名札(業者の人がよく首が下げてるやつ)がチラッと見えないか?」と頑張るんだけど、アレはくるくる回ってよく見えない。大体チラっと見えた程度で一二回で覚えられるぐらいなら誰も苦労しない。五六回は名乗ってもらわないと。 「この人面白いよなー」とエピソードとかは覚えてるんだよ?
例えば某業者さんの名前はまだ知らないお嬢さんだが、最初に来た頃に、どうやらゴッツイ機械を壁にぶつけたらしく、それを責任者にちゃんと自供したらしかった。もし建物が損壊していたら会社で弁償なんだろうから、責任者のお兄ちゃんも慌てて来たわけよ。「どこだそれは!?」とビビッてやってきたのに、そのいつもクールないまどきの若者風お姉さんは 「(ここが)事件現場です」 と、とてもクールに指差して言いました。「事件現場?」と横で聞いてて笑っちゃいました。大仰な言い方の割には何にもなってない。ちょっと何かの粉が落ちてる?程度。 責任者「この粉?何の粉?」 娘さん「壁はわからないんですが、でもこの粉はたぶん機械を近づけすぎて壁を削った痕じゃないかと」 責任者「えー?これ?これだけなの?」 娘さん「これぐらいなら大丈夫ですか?」 責任者「うーん…ふー!ふー!(呼気で吹き飛ばした)よし!」 娘さん「消しちゃうんですか証拠を」 おーわからんわからん 責任者「壁に近づけすぎないように気をつけよう!」 娘さん「はい、すみませんでした」
私は一人でウケてました。同じ職種のおばさんも「若い子だからこんなおばさんとはあんま喋りたくないみたなのよ」と苦笑ってるほど無口だが、このお姉さんはたぶん面白いよ、頭ん中が。あのお姉さんは友人連中の中で喋ってたら結構面白い人だろうと思うわ。もう半年以上顔を合わせていながら業務連絡を一回したぐらいの相手でいまだに名前も知らないが、さりげに好印象が持続中。 こういうのを見てるのが好きなんだよ。
私は「働かずに一生殆どごろごろ寝て過ごせるのよ?ポチちゃん寝てるの好きでしょ」というオススメ理由で親戚から見合い話が来たほどに自他とも認める怠け者で(なんで親戚がそんな私情を知ってんだ)、人付き合いもあんま好きじゃなくて、責任とか義務とか嫌いだし、能力とか無いし、家でゴロゴロしてても生きるのが嫌になったりしない事は既に証明済みだし色々なんだが、しかし日常に人間が生きてるの…てか暮らしてるのを見るのは結構好きなんだ。 それで働くのちょっと好きーかも。ちょっとだけな。ちょびっとだけど。個人的にはゴロゴロ寝ながらそのまま永眠したいんだけど。
親父さんはインターネットとか嫌いで、何故嫌いかというと、セキュリティ上一般人は本名を伏せるので、何処の誰だかわからない状態で何言ったっていいだろう、何やったっていいだろうという雰囲気がなんか嫌ならしい。そこまでじゃないだろうと思うんだが、現実の実際の自分と切り離してやれるってのが、潜在的に嫌らしい。 私は切り離せないんで、言われるほどそう簡単じゃないよと思うんだが。うん、ただ私もちょっとは自分の良心が心配だったから(てゆうかフェアじゃない気がしたというか)サイトの立ち上げの時にリアル知人を引き込んだんだけど。実際に見てるかは別にして、見てるかもしれないという緊張感というか責任感が欲しくて。私は確固とした良心があまり無く、筋の通らないタイプで、一人になるのが好きではないけど平気なところがあるから良心を呼び起こす存在が必要なのよ。もし私がネット上でろくでもない事をやったら、そういう事をやる人間なんだって咎めだとか軽蔑だとか呆れだとかお叱りが、リアルの自分にちゃんと跳ね返ってくるように。そういうマイナスの負債を背負わずに行くのは怖い。 …ただ私の友達は私が思っていたより遥かに心が広かったんでちょっと計算違いだった。私が要らん事を口走ってもサラと流してしまうというか。私は其の頃はまだ、周り中敵だらけでいつ後ろから刺されてもおかしくない一瞬の気の緩みも許されない痺れるような戦場の緊張感を求めていたのよ。今日の友は明日の敵という。それは私が社会で生きるために私の為にどうしても必要なものだと思ってたんだ。
でも今和んじゃったよね、すごく。うっかりしても許されるって凄い威力だよ。人間としての欠陥ではなく、人間であるからこそのヒューマンエラーにされるのが、凄い和みっぷり。もはや「ゆるんだ」という感じ。「でもあなたそういう人間じゃないからね」て、違うと思うんだけど、そう言われると「自分はもっと際限無く悪い子だと思ってたんだけど、そうなのかな?」とか「そうだったら良いなとは思ってた事もあったんだけどね」と、段々その気になっちゃうわけよ。何かの罠かもしれん。 もし私が兄ちゃんみたいに「そういう人間じゃない」事にしがみついて死んだらどう責任とってくれるんだとか、ぶりぶり思う。
職場に凄く真面目な人がいて、仕事もバリバリできて色々考えててめっちゃ立派な人なんだけど、他人にもかなり厳しいんだよ。そんで私もその批難してる相手は好きじゃないんだが、あんまり厳しい物言いで、私はどきどきする。私は他人をそこまでビシビシ批難できるような立派な正義の人じゃないので、他人がそう批難される事をあっさり許容してると、良心が「私は本来がこちら側の人間じゃないのに仲間を売って身を立てるのか」の如くビシビシ痛むわけだ。 言ってる事はわかるのよ。それは理想だと思う。たぶん少なくとも狭い意味では大変正しいだろうと思う。でも私は自分が駄目人間だから考えちゃうんだよね。それでも才能が足りなくても能力が足りなくても与えられた職分を背負って生きていかなきゃいけないし、これだけガンガン文句言われながらへこたれずにのうのうと居座ってやっていけるってのは、ある意味で好印象だと思っちゃったりする私は間違っているのか。 とにかく私はそこ(色んな事を全部完璧にできない)を全部肯定しても「だけどそれが何だというんだ!」と思ったから生きてきちゃったわけで。だからそこを強烈に問題視する事を肯定すると自分も危険な立場に立つんだよ。 「フン?アナタ様がどんなに素晴らしい人間かは存じませんが、私はアナタ様のように後ろ暗いところや思い出すと死にたくなるような過去の一つもない立派な正しい真っ当な人間じゃないんでな!悪いけど!箸にも棒にもかからない役立たずだけど生きてるんでーす!すいませーんでしたー!」と心密かにぴりっと反抗的になるわけで。いや、ここまでナメきった挑発的な反抗的思考じゃないけど、この人嫌いじゃないしな。しかし心の太陽で閃くフレアは概ねそんな感じで。 そこで、「でもあの人はこうこうこういうところがあって、そこを考えるととことん最低の悪い人間じゃないと思う。そういうところはあの人の良いところだと思う」と言ったら発奮された。「矢口さん、それは違いますよ!それは人として当然でしょう!それは良いところとかじゃない!」と叱られてしまった。「確かに当然の事かもしれません。でもそうじゃない人だっているじゃないですか。当然の事が当然にできているのは大事な事ですよ」と、さらに頑張ってしまったんだが、「えー!それは違う!関係ありませんよ!」とやっぱり叱られてしまった。 そうなのかな。そうかもしれないけど、でも大事な事だと思うんだもん。 わかってますよ、そういう話じゃないってのは。でもだから、そこは別に肯定できてもいいんじゃないかとも思ってしまうし。
なんの話だっけ。そう、呼び方の話。 ハンドルって固体名だけど本名じゃないんで、なんか思考がそっちに揺れた。 基本的には呼び方は人が呼ぶ呼び方であって、こっちに分かれば何でもいいんだ。一応名前を問われたら答えるけど、結局なんて呼ぶかは相手の勝手だろうと思う。それでこっちは相手が自分をなんて呼ぶかで、相手が誰かを認識したりするし。こういう風に呼ばれるのは嫌だってのはあるかもしれない。それは良い。しかし「こう呼べ」と強制するのはどうなんだ。
で、人が職業名で呼ばれたくないってのなら別にそれはそれで良いんだけど、私はあんま個人名で呼ばれたくないんだがそれはどうなる。 なんていうか、要らん事絶対しそうな自信のせいかもしれないけど、私はあんま自分の事を覚えていて欲しくないんだよな。通り過ぎて行きたい。私は相手の事をちゃんと覚えていられないし、何もしないし、できないし、する気もないし。名前覚えちゃったら思い出せるだろう。だから嫌。
人が「一回喋ったら友達です」とか恐ろしいことを言ってて、私は断固反対だが、一理ぐらいはある。一回喋った相手と一度も喋ったことのない相手だったら確かに違う。しかし違うからといって友達じゃないだろう。だから名前を覚えるぐらいなら別に構わないだろうといえば構わない。でもさーだってさー一度覚えてから忘れたら文句言うでしょー。 覚えて無い事を咎められるとすんごい傷つくんだから!「覚えてないんだ…」って馬鹿野郎!私の方が瑕ついとるわい!なんで知らない人間に冷たい人みたいに言われなきゃいけないんですか。私が何をした。覚えてないだけじゃないか!それともなんですか、忘れてはいけないような酷い事を私がしたにもかかわらずだのに忘れたのでお怒りなのですか。「忘れるな」とも「覚えていろ」とも言わなかっただろうに。もし言われていたなら、私は覚えているんだよ。そういう人間なんで。
「さっき○×の横断歩道で道を譲ってくれた人ですよね」 知 ら ね え よ ッ !なんだその顔は!なんで責められてんだよ私は!知らない知らないそんな事してないんで勘弁してください。仮にそんな事があったとしてだ、普通に考えて覚えてるわけねえだろ。あんた自分が頭おかしいこと言ってるってわかってる!?すごくおかしいよ!?異様だよ!?異様じゃないんですかこれは。人様だったら交差点で右折したくても待ってた時に、止まって譲ってくれた対向車線の車の運転手に駐車して下車した後に道端で遭遇したら「おまえさっきのヤツだろ」って絡んだりするんですか?「人違いです」って言ってるのに、「いいや俺はその顔を覚えてる」としぶといんですか。
んで、この話を友達に愚痴ったらウケて、「あなたってさー…」で笑ったまま、その後何も言わないの。すげー気になるのに「いや別に大した事じゃないの」で何も言わないの。どうよこれ。いまだに気になる。高校の卒業式の時に「話があるんだって」と呼び出されて、「話って何?」に「さよなら」と言われて去っていかれたのと同じくらい気になる。なんだおまえ何が言いたいんだ。いや、さよならだよね。分かったけど。なんかすごく納得いかない。納得いってない私は間違って無いと思う。たぶんナンか言いたいことがあったと思うんだが、よく考えると言うほどの事でなかったので、ああなったんだろうと思うんだけど、でも放置された側としてはそこまで言いかけたらいっそ言ってほしい。私は死ねって言われても素直に死なないへそ曲がりだから大丈夫よ? たぶん「あなたって自分では大した事無いと思ってやる事が、いつもろくでもない事なのね」とかそういう続きだったんだろうと思われるんだけどどうかしらね。
また無駄に長くなってしまった。 何が言いたかったかというと、そのよそ様が作ったシフト表を見たら私の下の名前が例によって間違っていたわけよ。考えようによって鋭い勘と推理によっては本名が察せられるかもしれないので無駄に長く書いて文章の波の狭間にうずもれさせようとしてたら本当に長くなった。なんてなってたかというと 検知 …なんか男らしい。険しいに似てて、厳しげな名前に見えるせいか。いやもとの名前も怖い名前とよく言われて、男みたいに思えるのか契約者名なんかで勝手に旦那だと思われてる事もあるけど。私の下の名前をきれいな名前だと褒めてくれたのは、なんとか萌さんというバレンタインのチョコレートに相手の名前を入れる事を思いついたらしい京都に住んでる元デザイナーのイラストレーターさんだけだ(注:子供の頃にサインを貰った時)。 しかもよくよく見たら、れっきとした熟語になっているではないか。どうしてこんな間違いをしたのかは想像するまでも無くわかるんだけど(深く考えると意味はあんま変わってないし)、うん、実はその熟語じゃないんだろ打った熟語は。職業柄を感じた。でもパッと見でなんかが派手に違わなくないか。私は一瞥で「誰!?(笑)」と笑ったのに、なんとついに誰一人気がつかなかった。あなた達、私の名前をいつもそんな風に見ていたのか。花の名前だっつってんのに。言い張ってるとも言うかもしれんが、名付け親が鬼籍に入っていて確かめようが無いんだ。でも女の子の名前として考案されてたんだから絶対そうだと思うの。普通そうだろう。あ、でも叔父さん女の名前がついとったな。いやそれは関係ないだろう。男に女の名前をつけるのはよくある事で、そういう意味ではあれは結構男の子にも付けられるから男の名前でもある。
すげー自分の名前が好きーになった瞬間。笑いが取れる。
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