非日記
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健康診断の結果が送られてきました。 こういうの郵送なんだな。職場で健康診断が行われるような、社会保険制度が整っているような、立派な職場に勤めたことがなかったので、ついぞ知らなかったよ。 大人になって生まれて始めての健康診断だったわけで。
色々な事実によって、絶対に何らかの問題があるに違いないと密かに睨んでいるんだが、健康診断結果によれば「問題なし」のオンパレードだ。 …ということは、これは俗に言う「不定愁訴」というやつか?よく知らんが。 いや、私が他人に訴えてるわけではないんだが、私が私に訴えてるねん。何かを訴えてることはわかるんだが、何を言いたいのかはわからん。
こう子どもの頃の色々とか性格的な色々で、精神面から体調に不調が出てる(もしくは「感じてるだけ」でも)とか言われたら、我が身の来し方(の内面)を振り返って、なんちゅうかものすごくありそうだが、もしそうだとすれば、私はその辺は諦めているので、相当の大事にならない限りは手を出さないつもりだ。 おおむねはただ性格の問題だろうと思ってるんだが、ただ、もし勝手に「性格の問題だろう」と無視していて実は実際にもっと大病の兆候であった場合、それを精神的なモノだと無視して見逃したら「ただの馬鹿だな」と思うので、念のために真面目に健康診断を考えるわけだ。
結局、「異常かどうかすらよくわからんので、以後の経過を見てください」のみ。書類上は「問題なし」だ。 ほらやっぱり。入社時だって問題なしだったもの。 まあ入社時は、自分で「おかしい」と思ってる事はおおむね黙ってたけど。だって職が欲しかったんだよ!言って無いことがある事がバレなかったんだから、健康診断的に問題ないんだ。 そういうことにしてる。 「言ってみたらどうなるのだろう?判決が翻ったりするのか?」と密かに職業倫理や社会的立場を天秤にかけてドキドキしていたので、言ってみたのに「問題なし」で安心した。よし、やはりあそこは嘘をついても構わない部分だったのだ。嘘をついても嘘をつかなくても同じ結果だという事は、「私は嘘をついていなかった」という事だな!
我がママ様が私の年齢ぐらいから延々と何年も不定愁訴でドクターショッピングをしていたのを間近に見て育ったので、私は諦めが早い。実際に問題が潜んでいる可能性もあるが、「この調子なら医者を回ってもムダである可能性が高い。この結果はその事を述べている」とある意味納得し、「生きるか死ぬかの大問題に発展した瞬間に到達すれば、どこが悪かったかわかるだろう。それまではいくらもがいてもムダだ」と諦観した。私はハルマゲドンまでの人生の処し方を知っているつもりだ。 「ハルマゲドンが来るんだって!」 「へーそうなんだー」 そして「今日を生きる」だ。健康診断によってハルマゲドンが起こるのは「今ではない」ことがわかった。「今では無い」なら、それが明日でも百年後でも同じだ。パンピーな私にできる事は、「今日できる事」だけだ。「明日にならないとできない事」を今日できたりする超能力は持ち合わせていない。
そんな色々な事を受け入れる(近似「ほったらかす」)気持ちにさせてくれた健康診断結果だが、殆ど全ての値が平均値であるところが感動を呼ぶ。 さすがは「フツウ」に拘る私なだけある。肉体も私の信念をよく飲み込んで深く理解してくれているようだ。これだけ「ド真ん中」を行っていると、いっそ「ぜんぜん面白くない」ぐらいだ。 数値や結果に出ない表立たないところで反乱を起こしている(不具合を感じさせている)ところが、また私に似ていやらしい。やり方が汚い。姑息だ。もっと正々堂々と「レントゲンに影を出す」とかかまされれば、「おのれ反乱分子めが、拠点を一網打尽にしてくれる」と体制側に手の打ちようもあるものを、思いっきり地下組織のようだ。そうだろうと思ってたけどね。
まあ国家元首としては、不穏分子がいるように感じられる状況を放置はできない。少数派の意見には慎重に耳を傾けねばならないと思う。何故なら私はわが国において「犠牲」を好まないからだ。
医「外食が多いですね。魚はあまり食べないんですか?」 私「一人暮らしですし、お昼は社員食堂で食べてしまうので毎日一回は常に外食です。お魚は…そのう嫌いではないのですが、料理が面倒でむつかしくて」 医「塩焼きで良いので、バランスよく、なるべく魚も食べるようにしましょうね」 私「あうう…あいわかりました」
さっそくその夜は焼き魚です。私、ミーハーですから。 だがしかし、焼き魚をするとガステーブル付属のグリルの掃除が面倒なんだ!これは現実である!私はオーブンもオーブントースターも持たないので、ガステーブルのグリルで食パンを焼くのに(あっという間に焼けますが、気をつけないと火柱を吹き上げます)、魚を焼いた後はしばらく食パンが生臭いのだ! 何を嫌がっているかというと、それを嫌がっている。
そこで健康診断に行った翌日から、二日に一回は社食で魚を食べるように心がけてみました。私だって魚は好きなんだ。しかし社食の魚はイマイチ旨そうでないんだけど…。なんか小さいし、パサパサしてるし。そのくせ高いし。 しかし確かに、私は牛乳も滅多に飲まないし、ヨーグルトよりゼリーが好きだし、小魚も魚もあまり食べないし、あげく運動はしないし、天賦の性格的に普通にしてたらナチュラルに引き篭もってしまう暗闇に親しく、太陽に背いたタイプだ。このままで骨粗鬆症一直線な感じでもある。既にスカスカかもしれん。 国民(細胞)の不満は、食料の配給において、極端に魚が少ないことにあるのかもしれん。疑わしきはタメシに罰してみるのが、我が政権の特徴であります。
ところが、結果が報告されてきてみると、平均値ど真ん中ばかりの中で、平均を飛び抜けてるものが一つだけある。それは、
「約 歳の骨密度の平均に相当します」 なんで書いて無いの?記入ミス?と思った。
骨密度120% なんだその年末年始とお盆の新幹線のラッシュ率みたいなのは? 私の骨の中だけ大都会だね。通勤ラッシュ時の環状線だ。そんなに混み合いながらどこへ行くつもりだ。 (注意:このパーセンテージは中身がどのように詰まってるかではなく、年代の平均値と比較しての割合)
「…つまり、最も硬い年代の骨よりさらに硬い骨です」 つまり該当年齢が無かったので空欄だったらしい。別に記入をサボったわけではないらしい。
しかし猛烈に素朴な疑問があります。
なんで?いつ硬くなったの? この、下手すると魚を月に一回も食べない食生活で、牛乳を半年近く飲まなかったりして、休日は常に寝まくり、アウトドアから程遠く、太陽から逃れながら生活をして数十年の人間において、いつ、どこで、何を原料にして、どのようにして?
人「小学生や中学生の頃に部活動でスポーツをしてたとか」 私「してません。帰宅部と美術部です」 人「よく外に出てたとか」 私「部屋の中に閉じこもって薄暗く絵ばかり描いてました」
ミステリだよ。
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