非日記
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| 2005年04月07日(木) |
けしょうひんやさん。 |
せっぱつまってきたので、化粧品を買いにいきましたよ。 例によってさっぱりわからないので店員さんを捕まえて尋ねたら、肌の調査からされ、化粧水や乳液をすすめられる。いや、私は肌を整える前にとりあえず化粧をしなければならなくて、一回こっきり耐えられれば、それで良いんだけど…。しかし「さっぱりわからない」のが弱みで、そのうち化粧品が出てくるのかと長いこと付き合ってしまう。 店員さん曰く「ごめんなさい。間違えました」 いいえ、今何について話され何が行われているのかが解らなくて、問われたことに答えるのみの私がいけないんです。
怪しい機械で色々調べられ、同世代平均値との比較データを提示される。 店「どうですか?」 私「色々足りないものが…」←機械で見るまでもなくわかってたけど! ひきゅうとかひこうとか専門用語で説明されるが、要するに乾燥肌というやつらしい。ン年前と変わってない(ン年前も捕まって同じ事をした)。
あまりにも色々なものが足りないが、肌のキメだけ整っているらしい。細かくはないが、均質というやつ。私の眼ではそう見えないんだけど、機械と店員さんはそう言う。 それにしても、溝がなくてペロンとしてる方がキレイそうなものだけど。しかし肌に溝はないといけないらしい。ムズカシイね。 店「何もされてないんですよね?」 私「何もしてないからでは?」 店「そんな事はありませんよ!お肌も大事に大事に可愛がると応えるのです!」 化粧品屋に愚問だった。 剥離性(肌の強度)というのを調べる。色々剥げる。「昨日も今朝もちょちょっと水で流しただけなので、剥げておくべきものも剥げてなかったかもしれません」という私見は化粧品屋ではヤバイ告白のきがするので言えない。
店「いつもは何で顔を洗ってるのですか?石鹸ですか?クリームですか?」 そのように問われたら、さすがに「水で洗ってます」と答えると「文脈を読め」と間違いになる。 私「えー…と、(半月程前から一週間に一回ぐらいは)石鹸で洗ってます」 店「乾燥肌の場合は石鹸だと油分が落ちてしまうので、クリームの方をおすすめします」 だそうですよ!しかし、洗顔クリームを使った時の方が荒れるので、止めてしまってるのだ。今のは貰ったので、もったいないから使ってる。ゴマでできてる。あんまり荒れない気がするので気に入ってるんだけど…。石鹸は駄目ですか。 いや、私もビオレなどのチューブの方が狭い家でしまっておくのに便利だなと思うんけど、どうも雑菌と一緒に皮膚もいたぶられてる気がしないでもないよ。「500円ぐらいで」と思ってるのがいけないのかもしれない。 店員さんのオススメを見ると3000円ぐらいする。日用品の消耗品にそんなにかけるなんて!(おまえは日用品してないだろうとか言わない。そんな立派なものを使う気構えがあるなら、毎日だって軽く使用できるだろう)
店「今日も何もされてきてないんですよね?」 私「してません。水で洗っただけで」 店「では、化粧水と乳液だけやってみましょうか」 先顔料を使ってないとは言い難い雰囲気だが、脳内で自在に補完してくれてるようよ。さすがだ。私はだいたい滅多な事では真っ赤な嘘はついてないのよ。ただ詳細に言わないと、色々な誤解が自由自在に積み重なっていく。 店「まず洗顔クリームで洗った後、化粧水で整えます。たっぷり含んだパフで円を描くようにのせていき、その後よく浸透するように軽く叩きます。その後軽く抑えてください。パッティングは、大体100回ほどしてください」 私「100回もッ!?」 店「リズミカルにすれば1〜2分ですから!!」 私「100回も……」 確かに一秒に一回叩けば60回叩けるんだが。
店「それから油分を失った肌が乾燥して荒れやすくなってしまうので、化粧水の後に必ず乳液をつけてください。同じように…(略)。この化粧水と乳液だけは必ずやってください!一日に二回!」 私「二回!?一日にですか!?」 店「朝と夜とで、一日二回です。とりあえずは、それだけで良いですから」 …それは、やっぱり朝も先顔料で顔を洗わねばならないという意味よな。
店「とても奇麗ですよね」→肌のキメが、らしい。 私にはそう見えないんだ。しかしそうやたら褒められて撫で撫でされ、なんかキメの均一さだけが異常に高くて後がズタズタ(特に脂分。消え掛けている)の数値のデータだけ見てると、「じゃあちょっとは努力してみようかしら?そしたら奇麗になるの?」という気になってくるのが上手いもんだわ。
そしてやっと化粧品に。 手の甲の上に化粧品(下地と粉)を塗られ、 店「ほら、全然違うでしょう!奇麗になったでしょう!」 私「ええ、そうですね」 何かが塗ってあるのと、何も塗ってないという違いが見られるね。「私にはどうキレイなのかわかりません。なんか塗ってる感じがキショイ」と言い難い雰囲気なんだよ。 そして塗り方を教わりながら、塗りたくられる。 店「ほら、見てください。随分変わりましたね!」 私「そうですね」 いっそう気持ち悪い顔になった。見たくない。そして口紅を塗る。どっちが良いかといわれてもわからないので、二本選んで見比べることになる。 店「こちらの方があかるいですよね」 私「そうですね」 たぶん違う「はず」だ。私には同じに見えるんだが、人の目には違って見えるんだよ。真っ赤とピンクとか真っ青と真っ黒とかで比べてくれたら、わかるんだけど。でもそれは心の秘密です。
結婚式ということなので、華やかにせねばならないという話になる。一から全部揃えなければならないという事情を鑑み、殆ど試供品で揃えてもらう。申し訳ないので、試供品がない分(パワーアップキット:口紅やアイシャドウやハイライトみたいなもの)だけ購入することにする。マスカラはグッズが多々必要なの上、ムズカシそうなので、初心者には不向きであろうと止める。 睫を挟む金具で、瞼まで挟んで「ぎゃあ!」とか人が言いよったとばい!知っとるけんね!
店「アイシャドーは?」 私「やった事ありません」 店「じゃあやってみましょう。私が片方やるので、もう片方は自分でやってみましょうね」 私「…………目を瞑ってたら、何がなされているのかが見えないのですが、皆さん自分でやる時には、どうやって入れてるのですか?磨きぬかれた勘と馴れですか?今あのあたりに触れている〜という触覚で?」 店「え!?…どうやってるんだろう?どうやってるか考えた事なかったです。片目だけ瞑って、片目で見ながらだったら」 私「ウィンクは片方しかできません」 店「…………目尻を引っ張ってみたら?このあたりをこういう感じで」
そんな感じで頑張りましたよ!
店「化粧してみて、どうですか?」 私「…顔が白くなりました」 店「皆さんそうおっしゃれます」 期待に沿う感覚が得られなくて申し訳ないです。それでも「気持ち悪い顔になりました」とか「オゾマシイ雰囲気になりました」とか「目をそらしたいブキミさです」とか「汚らしい感じがします」とは言えない。 店「全然雰囲気が変わりましたよ!」 私「…そうですね」 私には同じ顔にしか見えないが、夜の商売っぽさが加わった。しかし色々頑張ってくれたのに、そんな正直な感想を告げる勇気が私にはありません。 それに「フォーマルでは必ず化粧をしましょう。すっぴんでは大変失礼にあたります」なので、たとえ化粧すると顔がいっそう怖くなろうとも、しないといけないのだ。
ちなみに後でお茶を飲んでたら、店員さんは「結婚式なら食べたり飲んだりがありますから、落ちない口紅の方が良いですよね」と言っていたが、「口紅は落ちなくても、グロスは落ちるんですね」という事がわかりました。 化粧品業界は今頃「落ちないグロス」を開発中なんだと思います。
気がついたんだが> MS−IMEの辞書で「ごうがん」を入れても「傲岸」がでない。「ごうがんふそん」と入力すれば、「傲岸不遜」とちゃんと変換される。 しかし「ごうがん」だけで変換しようとすると、「倣岸」としか出ない。では「倣岸」というのはなんだろう?Webで国語辞典検索したが出ない。ページ検索すると、傲岸の意で皆使ってる事があるようだ。これはやっぱり、MS−IME辞書の間違いかしら?
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