非日記
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2005年02月17日(木) もぞもぞ相談中。

相談中、になってない>>
結婚式にオヨバレしました。
私、冠婚葬祭で婚に呼ばれるのゴッツ久しぶり!久しぶりってゆうか、いっそ初めてって言った方が良いよ!自慢じゃないが極少の交友関係なので!100円ショップで袱紗を買わなきゃネ!

と、浮れて盛り上ったは良いものの、世間知らずが公の場に顔を出すぐらい緊張することはありません。「たとえ私がフィンガーボールの水を飲んでも、せせら笑ってないで黙って自分も飲んでちょうだいよ。客に恥をかかせてはならない。それが真のマナーってもんよと、どっかの偉い貴族が言ってた気がするわ」などと思っても、「しかし客である前に友達として友達に恥をかかせるわけには!」ともチラっと思うわけで。

マナー以前に、どんな格好をしてけば良いかがわかりません。
前にフォーマルドレスを友達に選んでもらってるんだが(未使用)、それが真っ当なのかどうかがわかりません。
<結婚式場でのマナー>なんてサイトを巡っていたら、「年配の方には肌を出すドレスはよく思われません」だの「新郎の母親は新婦の友人を見張っており、新婦の隠された人格を伺っています」等と書いてあって、ずんずん不安になります。「矢口さんの知ってる人も来るから大丈夫だよー」と言われてるのに、勝手に独自の調査をして独自の情報を収集し、ミラクルな想像力を駆使して不吉な予想を膨らませ、勝手に不安を煮詰めて、自動的に最悪の状況に心構え(心構えのみ)をするのが私の他の追随を許さないところですヨ!
不安のあまり、まだンヶ月も先だというのに、「どうしよう!」と早速お電話です。

私「ま!旅の恥は掻き捨てよね!」

しかし三秒後には
「トイレに行きたくなったら、どうすればいいと思う?」「新郎新婦にライトがあたって客席は暗いんじゃないんかしら?」「暗闇に紛れて移動するわけか」「たぶんトイレは式場の外にあるんじゃないかしら?ドアを開け閉めしたら目立つわよ」「映画館ばりに気をつければ良いのでは?ドアの近くに座らなくっちゃ」「席は決まってるんじゃないかしら?」
脳内に式場の設計図を(貧困なイメージで)つくって、無駄になること請け合いの緻密な計画を立てています。
こ馴れてないので、しょうがないのよ。

私「立食パーティみたいなのだったら、席がなくてトイレに行きやすいわ」
人「確かに、立食形式だったらあちこち移動しても見咎められないけどね」
さらにイメージを膨らませます。

私「でもお友達を見失っちゃったらどうしよう!広い式場で(注:いつのまにか脳内では、式場はルーブル美術館みたいにメリメリと巨大化中。私に比べたら桁違いに広い交友関係という私的イメージから、自動的に、お客さんは勿論スタッフもガイジンばかりです。言葉も当然通じません)、アタシ一人ぼっちになっちゃうよ!お願い、私を一人にしないでよ!」
人「一人になんかしないわ!私だって一人になるのは嫌よ!」
勝手に(ルーブル美術館での)立食パーティを想定して苦境に立たされ、友情が盛り上っています。

しかし、
私「いや、私がちょっとトイレに行ってる間に、戻ってきたら皆がいなくなってるかもしれない。私が必死で『どこ!?どこにいるのッ!?』と泣きながら探して会場をさまようのに(注:脳内式場はルーブル美術館なので、いつのまにか「会場」になっている)、皆が会場のどこにもいないんだ。私を一人置き去りにして、皆が消えてるんだ。
(脳内イメージ:ルーブル美術館を立食パーティ用の皿とフォークだけ持って、足早に探し回る私。壁に並んだ人物画の眼差しがいっそう孤立感を強めます。警備の人の冷たい眼差しが痛い。私、不審な人じゃありません。ただ迷子になってるだけです。だってルーブル美術館は一日で回れないぐらい広いんだもの!おうちに帰りたい!パスポートも無いのにどうやって帰れば良いの!?大使館はどこに?!フランス語なんか喋れないのにタクシーにも乗れないよ!)
そんで私が真っ青になっていたら、何事も無かったかのように、TさんとMさんとSさんとで『ちょっとホテルを見て回ってたの〜面白かったわよ〜』とかいってアハハウフフでチャラチャラ戻って来たりするんだよ!(脳内式場であるルーブル美術館の、パルテノン神殿みたいな柱の影から出てきたのをやっと見つけました。そんなところに!どこ行ってたのよ!?)
ひどいよ、私を(ルーブル美術館で)一人にして!皆で楽しく(パリ観光)してるなんて!
嗚呼ッ!すごくそんな感じがする!」
人「そんな事しないわよッ!」
想像を通り越して妄想逞しく。不安のあまり被害妄想に傾斜。

私「私の格好はおかしくないかしら?」
人「どうかしらね」
私「派手すぎるんじゃないかしら?普通はどんななのよ?」
人「私もそんなに行った事ないもの、わかんないわよ」
私「行った事あるなら私よりマシよ。感じがわかるでしょ、感じが」
人「人によるからね。最初に行った時は着物が多かったし、すごく派手な人もいたわよ」

ただ一言、「別におかしかないわよ」という気休めが欲しいだけなのです。ちなみに「そんな気休めはいらないわ」を後ろで準備中です。しかしお姉さんが真面目に答えるので、不安がどんどん高まります。

私「大体私の服はお姉さん達が選んでくれたんじゃなかったかしら?ちょっと、アナタ達、真面目に選んだんでしょうね?」
人「普通に選んだわよ、と思うわ」
私「いや、わからんよ。二人で申し合わせて、私が何も知らん事をいい事に、面白おかしい格好をさせるつもりかもしれん!そんで影で指差して笑うつもりかもしれんが!ひどいわ、お姉さん達!憎々しいわ!」
人「そんな事しないわよッ!」
被害妄想がメキメキと成長中。さっき盛り上ったばかりの友情を破壊する勢いですよ。


やぐちまさき |MAIL