非日記
DiaryINDEXpastwill


2004年07月10日(土) もう行ったの!と言われる。

ハリポッタの映画を見てきました。
感想を言ったらば、「もう行ったの!早いわね!」と言われる。そう、私も驚いている。下手をしたら見にいききれないと思っていたのに。
↓こういう具合で見に行き(行け)ました。


以前から私には夢があります。
献血現場(いつも献血している建物)で献血して、土産を貰う事。(ジュースか何かを飲ませてくれるらしい。飲み放題という噂がある)
その「自分のものと交換する」という事にドリームがある。他、「余った物を足りないところへ移して、平均的に慣らす」という作業に快感を感じる。

思えば私は慣性の法則と同じぐらい、位置エネルギーと運動エネルギーの相互変換が好きでした。
1ダインの力で1センチ移動させる事を、1エルグの仕事と申します。
外から力が加わらない限り、物体のエネルギーの総量は変化しない。すなわち、外からされた仕事の分だけ物体のエネルギーは変化する!

私はこの「…保存の法則」という類が大好きです。「保存保存」言われたら、やたら興奮します。
「外からされたアプローチの分だけ、人間の気持ちは変化する。(例:1微笑を表現して1好感度を与える事を、1好意と言います)。喧嘩前の感情量の総和は喧嘩後の感情量の総和に等しい…」等と、私の中ではもはや哲学の領域です。

なんの話をしてたんだっけ…。

そういうわけで、献血に行ってみたいのですが、建物の前まで行ってみては引返しています。骨髄バンクもやってみたくって電話番号まで調べては電話はしないのと同じです。
毎度、「これはイケナイ!頑張れアタシ!」と思っておりますが、心があると動きにくい。気持ちが重たくて体を動かすのが億劫です(怠け者)


せっかく町に行く用事があったので、映画館の前まで行ってみたものの、やはり気分の盛り上りが足りず、中に入れません。そりゃ、いつもは重量あげのように1〜2ヶ月かけて心の準備をしていくからね。
「映画を見に行くんじゃないのよ。チラシを貰いに行くダケなの。上映時間とサービス・デイを調べに行くダケよ。すごい事(映画を見る事)をするわけじゃないの」と自分を騙して映画館の前まで行ってみたが、行ってみると、まさに上映開始の五分前、しかもサービスデイ当日だった。こうなると入りたい。今入れば苦労はない(画面の前に自分を設置さえすれば見る)
しかしエンターには、まだ気合が足りんのですよ。

私が困っていると、ちょうど見知らぬオジサンがやってきました。すぐ近くに居る人と同じ行動をとるなら省エネできます。オジサンが私の真横を通り過ぎた瞬間、咄嗟に憑依してみました。オジサンに憑りついた私は、オジサンについていきます(危険)無論、オジサンは気付いていません。

オジサンは、エレベーターに乗る。
私も乗る。

階段が好きなのでいつもは階段で上がりますが、今の私はオジサンの運動エネルギーを横からちょっと拝借して運動しているので、オジサンと大体同じ行動をとるのです。

えーと、つまりほら、例えば親切にされると親切にしやすいじゃろ?
これは「親切保存の法則」にのっとった正しい心理行動だ(意味不明)
不親切にされると、言うなれば親切心にマイナスの負債を負う。親切心を奪われるので、まずこの欠損を埋めねばならない。「親切にする」為には余剰親切力が必要なので、マイナスを埋め合わせした上に、さらに余計な親切力をどこかで稼がねばならないのだ。
だからといって何でもかでも幾らでも親切にすればするほど良いというものではない。市場はある程度の柔軟性を持っているが、誰かが滅多やたらに親切を行うと、親切インフレがおこる。流通親切の量を減らし親切の価値をインフレ前と同じに戻そうとする事を親切デフレーションという(意味不明)
とにかく不親切にされながら親切にするのには、大変な労力を要するのだ。


私は思いました。オジサンが別の映画を見るつもりで別の階で降りても、もしそれが私の目的の映画よりも上階なら、私は位置エネルギーを運動エネルギーに変えるのは割りと得意とするところなので、そのまま降りてきながらちょっと横に移動して映画を見に行くかもしれない。もし駄目だったらそのまま降りてくれば良い。

オジサンがエレベーターを降りる。
私も降りる。

そこは、ハリポッタ(字幕)の階で、ちょうど目の前に改札?があります。グッジョブ、オジサン!私は労せずして映画館に入れたのでした。



ネタバレ感想>
音楽がなかなか好みだった。私はコッチの方が前二作より雰囲気は好きかもしれない。原作よりも人間関係のギスギス度が減り、終始和やかなムードで見やすかった。

ルーピン先生を一番好きな某嬢は八の字ヒゲがどうも気になるらしいが、私はとても良いような気が。原作は私的にイマイチだった所為もあるのか、映画の方が好きだ。
反対に、シリウスは駄目っ子一割増しぐらいで、もはや可憐(=憐れむべし)な状態になっている。どこまでも私の邪魔をする男よ。

狼人間がどこらへんが狼なのかイマイチわからず、そして犬は可愛かったです。結構小さい上に、妙に顔が可愛かったです。

「俺は普段は良い犬なんだ」
そんな事を真剣に訴えるな。
「ジャームズにも『おまえは犬の方が良い』と言われた」
そんなコトを嬉しそうに言うな。
「尻尾があるのは良いんだけど、ノミが嫌だ」
リアリティを高めるな。

可愛いじゃないの!
野郎、原作より二割増し可愛くなっています。どこまでも私の邪魔をする男…。
人は役者の人の顔が結構好きとか言っていましたが、私は役者の顔よりも犬顔が気になります。

あの犬は良い…ッ!

今回あんまり活躍しないスネイプ先生が、言い争うルーピンとシリウスを評して「夫婦喧嘩」などと余計な一言を言ったので、こんな想像が駆け巡りました。

>>

良いとこの御令嬢であった世間知らずのシリウスは、無実の罪で終身刑に処せられ、凶悪犯ばかりが収容され、脱出不可能と言われるアルカトラズ刑務所にブチこまれていました。
シリウスが再婚していた二番目の夫ジョン(リーマス・ジョン・ルーピン)は、離婚手続きはまだとはいえ、もともと傲慢で自分勝手なところがあったシリウスが、別れたとは言え前夫ジェームズと友人リリーの再婚を許せず、実家の繋がりが噂されていた某有名テロ組織に依頼して、二人を殺害し、警察への出頭を勧めにいった友人ピーターを、なんの罪もない沢山の人々をも巻き添えに爆破して殺害したと思い込んでおり、面会にも来てくれません。

「不治の病の上に伝染性があり差別の激しい狼人間病の為に定職にもなかなかつけず、良いとこのお嬢さんであるシリウスには貧乏な生活が耐えられなかったに違いない。シリウスが幸せに暮らしていればあんな事にはならなかった」と自分を責めつつ、シリウスを許せないでいるジョン(リーマス)は、裁判所に離婚の手続きを申し出る事も忘れ、辛い過去を忘れるかのように懸命に、主に肉体労働で暮らしていました。

ある日いきつけの呑み屋で恩師ダンブルドアと再会したジョン(リーマス)は、彼が校長を務める学校で教員の椅子が一つ空いた事を知ります。その学校にはポッタ夫妻の忘れ形見ハリーも通っているのです。ちょうどその頃、新聞ではシリウスが人権無視の甚だしいアルカトラズでの生活に耐えられず、ついに脱獄に成功したという記事が一面を飾っていました。

恩師の勧めに従って、ジョン(リーマス)は教職に就き、ジェームズとリリーの忘れ形見であるハリーの成長を影ながら静かに見守って生きていきたい、それがポッタ夫妻への供養になると平穏な生活が続く事を祈っていました。
しかし「シリウスはまだジェームズとリリーを許していない。きっとハリーが生きている事を知って、再度殺害を試みようと姿をあらわすに違いない」という当局の見解もあり、平和な学園には厳重な警戒網がしかれ、不穏な影が近づいていました。

脱獄不可能なはずの刑務所を脱獄されただけでも顔に泥を塗られているのに、その上に再犯を重ねられては警察の面子に関わります。幹部の首がいくつ飛ぶことになるでしょう。シリウスには「発見と同時に問答無用で射殺」の許可が下りていたのです。

「シリウスがハリーを殺しに来た時には、刺し違えてでも、夫であるこの私がッ!」と決意を新たにしていたジョン(リーマス)でしたが、爆弾で殺害されたはずのピーターが生きている事を知り、突然霧が晴れたように事件の全貌に気がつくのでした。

大体、在学中からシリウスは、かつて黒い商売を生業としていた名残が苗字に刻印されており、豊富な資金源など、現在に至るまで裏社会との繋がりが噂されている実家を毛嫌いしていましたし、ジェームズとリリーが再婚した時にも平然と結婚式に出席し、新郎新婦よりも浮れ、心から祝福しているように見え、ハリーの名付け親に喜んでなったほどなのです。
勉強はできるものの、ちょっと人間関係に頭の弱いところのあるシリウスに、そんな大女優みたいに難しい演技ができるわけがなかったのでした。

夫であるジョン(リーマス)には、そんな事はよくわかっていたはずだったのに!

つい、普通の人間の思考回路(主に自分)を基準にモノを考えて、ありえない想像をし、しかもその方が(自分的に)もっともらしいので信じ込んでいたのです。
「すまない、シリウス!事件の規模とあまりのショックに、おまえが根っからアホである事を忘れていたッ!」
自分の不明を恥じたジョン(リーマス)は、シリウスとハリーのもとへ急ぐのでした。



>>

武装解除してシリウスを助け、目が合った途端、すごい勢いでルーピン先生に飛びつくシリウスは、
「あなた…ッ!」
という感じでしたからね。ちなみに、何故にジョンかというと、その方がより「っぽい」からです。Jはジョンであるという噂を聞いたのでした。

ちなみに狼人間を止めようと頑張る、「微妙に小さい」犬の様子は↓


『アンタ!また呑んだのかい!?』
アル中で暴れる夫。子供に暴力を振るおうとするところを取り縋って必死に止めようとする妻(生活にやつれ気味)
しかし力及ばず、振り払われた拍子にタンスに叩きつけられて気絶。
父は酒場へ繰り出す。
『母さん、シッカリ!はやく救急車を!』
そこへ暴力団が借金のとりたてに…!
二人とも生命保険をかけられ自殺を装って殺されそうになったその時、亡くなった前夫の位牌が眩く光り、仏壇の裏から大金がッ!


↑みたいで、面白かったです。


やぐちまさき |MAIL