非日記
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2004年06月01日(火) やれやれ・2

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アタクシは既にプロバイダのカスタマサービスに電話し、ADSLプランへの契約変更を申しでておきました。
万が一、ダイヤルアクセスでの接続が再開できなかったときの為です。その時には、ダイヤルアクセスは捨て、いきなりASDL接続にチャレンジするつもりでした。
アタクシは焦ることはやめました。焦っていてもできない事はあります。焦るとネジ山が潰れるのです。尚悪い。
ついでに、まだダイヤルアクセスが当然使用可能な状態である事も確認しておきましたので、「できるはずだ」と決意を新たにしました。そうではなければ不安でやってられません。

もちろん先方は、この「ダイヤルアクセスで接続できない」という事態に対して相談にものってくれるのです。インフォメーションにそう書いてあります。
ですが先方は、フリーダイヤルで込み合っており(世の中にはアタクシのように困っていて、そして無料で解決しようと孤軍奮闘している人が沢山いるのです)、アタクシは携帯電話を持たないので、どちらにしろ「接続設定にあやまりが無いか確認してみるぐらいしかない」とおっしゃったのでした。
付け加えて、「どんなエラーが出ているのかわからないので」と、おっしゃいました。

どんなエラーが出ているのか、黙っておりましたが、アタクシにはわかっておりました。暗記してしまったぐらいです。アタクシはそれまでにも説明書をさんざんひっくり返し、PCのヘルプも活用ていたのです。

最も多く出る原因は、「タイムアウト」で、「回線が込み合っているようなので、暫く待ってから再度接続しなおしてください」です。しかしアタクシは、数度試した結果、いい加減に「これは嘘だ」と確信しておりました。原因は別にあるのです。PCは、自らがインターネットに接続できない原因を間違って認識しているに違いありません。
アタクシもPCを購入してX年にもなり、少しはこいつの事がわかっています。幼い子供のように、全く信用ならない申し立てをしばしばするという事を。
腹を下していて「お腹を壊した」と言うべき時でも、「足が痛い」などと訴えるのがPCなのです。アタクシは一生懸命に足を診た結果、「どう診ても足には異常が無いとしか思えない」という結論を出さざるをえないのです。

もしくは、「リモートコンピュータが応答しません」です。
アタクシはこれも怪しい発言だと思っていました。プロバイダにダイヤルアクセスで接続ができる状態である事を確認した上は、いっそう怪しみました。こいつは、自分の異常に気付かず、他人の所為にしている気が甚だしくします。

アタクシが知りたいのは、なぜ「タイムアウト」になるのかであり、なぜ「リモートコンピュータが応答しない」なのかです。
アタクシは時間も迫っていたので、礼を言って電話をきりました。もう一度電話をかけてみる前に、最初から接続設定をオール見直す決意を固めたのです。もしもわからなかったら、また電話をすればよいのです。

とりあえず試してみましたが、相変わらず接続できません。
さて、ここからが問題なのですよ。
アタクシは周辺をすっかり片付けてしまうと、PCのおよその説明書とプロバイダからの説明書を脇に積み上げました。
敵は、アタクシ達のようなド素人であろうと、この説明書があり、それに「黙って忠実に従いさえすれば、自力で設定する事は充分に可能だ」と判断しているのです。
もちろんそうでありましょう。そのはずです。そうでなければなりません。
このようなオフセット説明書の原稿を印刷所に回すまでには、血の滲むような山程の会議をし、何度もリテイクを出され、推敲を重ねたに違いありませんからね。マトモな会社ならそうしたはずです。
100人のうち90人が電話してくるようでは、取り扱い説明書の存在意義が問われます。金をかけて分厚い説明書をつくる代りに、係員の電話番号を入れておいた方がマシです。あらゆる経費の中で最大のものは、概ね常に人件費です。イギリスに産業革命が生じたのも、元をただせば人件費を削る為だったきがするほどです。たとえ安い給料で雇える人間がいるとしても、それでも人件費は常に経営を圧迫するのでした。能力というより主に人件費によって会社に貢献してきた低所得者であるアタクシ達は、在職中にそれをよくよく腹に刻みこまれたのでした。

よって、我が敵は、カスタマセンターに常駐して客の苦情に当たる人件費を最小に抑える為、カスタマセンターの電話料金を最小に抑える為にでも、とにかくも、できる限りの熱意と熟慮をもってガイドの製作に携わったのに違いないのです。

つまり、アタクシは、これを見て接続をする事ができるはずなのですよ。


アタクシは腕まくりすると、今迄に弄った個所を一通り確認しました。再度接続を試みました。
できません。
アタクシはモデムの設定をさらにもう一度見直す事にしました。

それからアタクシは、懲りずにまた接続を試みました。
できません。
リモートコンピュータとやらが応答しないのだと言い張っています。
「そんな事言われても…それがなんだかアタシにはよくわからないわ」と困ったアタクシは、接続を試みながら、電話機の受話器を耳に当ててみました。こいつが何をしているのか、本当にダイヤルをしているのか盗み聞きしてやるのです。

というのも、同じ電話回線を使うので、PCがインターネットに接続しようと回線を使用しているときには、プッシュ回線ならではの音がする事をこれまでの経験で知っていたからなのです。
電話回線をPCが使っておりインターネットに接続している状態では、キーンだかザーだか耳をつく音がずっとしていたものです。あるいは接続を試みている時には「ピ・ポ・パ・ポ…トゥルル」等と言っていたので、アタクシはわからないなりにも、「どうやらPCは電話をかけているらしいわ」と思っていたものでした。

ところが、盗み聞きしていても、受話器からはウンともスンとも聞こえません。
PCはまた「リモートコンピュータが応答しない」と言いますが、信用できません。どう聞いても、PCが電話をかけている痕跡が無いようです。
電話回線を使って呼び出していないようなのに、「返事が無い」もへったくれもない。
激しくあやしい…。

アタクシは説明書を確認し、配線の接続を確認しました。
…ああ、やはり(嘆息)
逆になっています。配線を外して戻した際に、確認を怠ったのです。自分を信じたので、あやまってしまいました。アタクシはドキドキしつつ、電話で盗み聞きしながら、再度接続を試みました。
「ピポ」ちゃんと電話をしはじめました。そう!それで良いのよ、ハニー!
わあ、苦節二日、やっと繋がりました。愚かな誤りでした。よかった。こんな事でン万もとられてはやってられません。

ところが、メールは受信できないし、ブラウザを立ち上げてもありとあらゆるホームページが見られません。
見ると、一番下に「サーバーが見つからないか、DNSエラーです」とあります。
もう絶対にDNSエラーに違いありませんね。
ところでDNSってなんでしょう?アタクシは「IPアドレスを人間にわかりやすい名前に対応させているサーバ」等と言われてもよく解りませんが、そのモノがどこで問題になるのかは、意地になって説明書を捲りまわったので既に知っているのです。
<PPP接続>とやらの個所で奴を見たきたします。
アタクシはPPPの接続設定を最初から最後まで全部確認した結果、やっと問題を解決する事ができました。とにもかくにも原因を探り当てるまでに弄りまわった所為です。

危なく、とてもしょうもない事で万札を使うはめになるところでした。

ともかく、これでダイヤル接続はできるようになったのです。第一の問題は解決したとして、LANカードを増設すると異常に不安定になる事は、またLANポートを使用しADSLでの接続がなんとかなるようになってから考える事にしましょう。


やぐちまさき |MAIL