非日記
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2004年01月22日(木) 捏造(1)諸注意


以下数日に渡る日記では無いものは、この日付(二十二日)に風邪に浮されてノリノリで打っていたものに、さらにノリに乗って書き足してみたもの。
書いている人間は、今、現に、まさに、病気でゴホゴホしていた事を鑑みて、頭がおかしくても許してあげましょう。

いや、王の帰還はバリバリにフロサムメインらしく、これは主にソロンギルとデネソールとアルウェンとボロミアしか出てこない非常に特化した推量(しかも「ザルで」って感じだ)なので、前みたいに別に慌てて急ぐことも無いんだけど。てゆか私、映画第二部のメリピピについて書くって言ってたのに、いつになったら書くんだろうな。なにを書くつもりだったか忘れてしまいそうよ。

ちなみに、薬をのみながらゴホゴホ楽しく書いていた本人は、原作「旅の仲間」と「二つの塔」は各々一回、「王の帰還」は駆け足で適当に要所を(そしてほぼ忘れ)、「追補編」を立ち読みでチラリ、シルマリル他は本を見かけたことぐらいしかなく、映画はエクステンデッドエディションを「旅の仲間」二三回、「二つの塔」一回程度の攻略具合で、そこに加えて人様から聞いた正否も出所すらも不明なマメ知識などを細切れに、かそけき記憶を想像をツナギに無理矢理合体させています。
「間違った読解」を通り越して、「すごいぞ私!よくこれだけコト細かく長長とテキトーに捏造したな!」と自分に感心した。

この日記が上がってるのを最初に見かけた人様は
人「なんかやけに長いのを上げてたわね。」
私「読んだんか?」
人「うにゃ(否定)。やけに長いなーって思って、読んでないよ」
私「さすがね。さらに長くなって帰ってくるけえな」
という具合で、読まない方が賢いっぽい。
そうは言っても、メインを絞ったので、高高ワードでフォント9で7ページ程度だ。十五分もかからず読めるんじゃないんか?
まるでわかってないことをアヤフヤな知識と記憶で適当に書いてるのは駄目じゃんと思って消してみたんだが、その捏造っぷりが度を越していて勿体無いきがしてきたのよ。

人は「偏った見方です」等と感想を書いていることが多いが、「偏ってません」と感想を書いている人がどうもいないので、偏ってない正しい読み方がわからない。
「私の感想は偏ってない」と明言されていても、私の事だから信じないだろうけどさ、一応(苦笑)
しかし、それを言い始めたら、原作からして神話作成なので、白の勢力に偏った書き方なんだろうが。
せっかく個人名もあり性格もあるのだから、ウルクハイの誰それとオークの誰それは恋仲にして読んだら面白いとか、真剣にサウロンの正当性についてなんかは誰も考えないんか?…考えないらしい。ビジュアルがいかんのかしらん。

読解のテストではないので、正しい読み方がどうのよりも、文学的には「こんな風に読んじゃいマシタ。テヘ☆」の方が楽しく、個々人にとって、本を読む事に関しての意義と意味がよりあるかもしれないよな。
学生時代にも「文学を楽しむ」的な講義は頭から避けてしまい、「書かれている事実のみを精読し、意味を正確に抽出、誤読を防ごう」的な講義を選択したが、いまいちみになってないらしい。
楽しむのは、いつも楽しんでるよ。自分なりに。
楽しくてタマラン。
ただ、本当はどう読むのが最もメジャーなのかってのが良くわからんだけで。

ここで私がどのように偏っている自覚があるかというと、
1)アラゴルンに「私は騙されんぞ」等と最初から構えている。
2)デネソールに興味津々である。
3)ボロミアの解釈に延々と苦しんでいる。
4)ファラミアの影がいまいち薄いまま。なんと原作ボロミアより薄い。
…などかしらん。

要するにものすごく、ネタが、しかも間違えながらバレている。


やぐちまさき |MAIL