非日記
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「ご飯食べにいこー」 「あおう。あたし、おうちに帰らなきゃ」
そう。せっかく誘っていただいたのに、私は昼には急いで家に戻って即座に済ませねばならない重要な用事があったのだ。昨日書いた日記を抹消することだ(アホ) こうやって、私は人付き合いが悪くなっていくのか(自業自得)
「皆が嫌いなわけじゃないわよね?」 と、問われたこともあるが、仮にそうであったとして、一体そこで「うん。実は嫌いなんじゃ」と答えるアホはおるまいと思う。運転免許の適性検査のYES・NOテストで 「世の中の人間は皆自分に悪意を持っている」 等という設問があったが、「免許を取るつもりで来ていて、一体どこをどう考えれば、これにYESと答える変わった人が出現しうるのだろう?」と危なく考え込むところだった。
ちなみに私は、衝動抑止だけ「よくできました」で、後は「もうちょっと頑張りましょう」だったが、しかし衝動の抑制がOKというのも怪しい。今日も、言うなれば「こんにちは」のつもりで「さようなら」と言ってしまったようなミスをしてみた。ぽんミスー(ポカミスの事) シンタックスエラーを連発だ。 前にテレビで見たのだ。脳は主に慣習によって得たプログラム通りに自動的にルーチンワークで活動しているが、前頭葉は異常を発見した瞬間に自動行動に「待った」をかける機能を持っていると。電気で言うならオフだ。 前頭葉にストップをかけられると、その間に、その際に経験と知識を元に結果を想像して最適な行動を選択しようとする。前頭葉がそれに「OK!GO」を出せば、行動への抑制を外して新しく選択した自動行動に移る。そのシュミレーション活動を思考と言うのだそうだ。脳の活動してる部位が赤く示される機械があったのだが、危険な状態やわからない事があった途端に、前頭葉が真っ赤になるねんよ。後はのんべんだらりとしてるねん。ちなみに、諦めた途端、さっと反応が消える(笑)こうやって見ると、脳はなんちゅう正直な部分だ。
しかしそれを見ていて、私の前頭葉にはヤル気が無いらしいことがわかった。 普段全然使われていないきがする。 私の前頭葉が激しく活動した感覚の記憶があるのは、階段から落ちた時と、木から落ちた時と、溝に落ちた時と、風呂釜の縁に座っていたら足が滑って引っくり返ってしまい、しかし膝は風呂釜の縁にかかったままで動けずパニックを起こし、溺れ死ぬかと覚悟した時などだ。私はいつもの通り「ここで死ぬのか…」と諦めかかったのだが、その時確かにストップがかかった。脳は私にこう言った。 「ところで、諦めたらどうなると思ってるんだ?」 「「風呂釜の縁に腰掛けてアハーンと遊んでいて、二十センチの風呂で溺れ死んだ中学生」として週刊誌を飾るんじゃないかな?」 「乳幼児ならともかく、中学生だぞ?」 「そんなアホな話は今ざっと検索してみたものの、私は聞いた事無いな。もしかして、すごく恥ずかしい死因だよ」 「アハハ!やだー、ちょーハズカシィんだ〜?」 「なッ!?イヤじゃあああッ!!死んでも良い!しかし死因は隠さねば!」 「意識があるうちに決断し行動せねば、残り時間は少ないぞ。どうする?」 そして死因を闇に葬ろうとヤル気を出した結果、死因を隠す手段を模索している過程で「あほじゃなかろうか」と助かる手段を発見し、助かったのだ。カッコツケるという事は、時々命を救うらしい。
ともかく、いや、私のはただの人見知りだ。 つーか、楽なのが好きなのよな。直ぐに書いた方が良い手紙を、数ヶ月以上「明日にしよう」にしているぐらいだ。 …すんごくマズイと思う。怒られるかもしれないのよ。 だが心配してくれてありがとう嬉しいわ等と言ったら激しく嘘になる。かと言って、「心配するなんて、貴様、殺されたいのか」と言ったら、それも嘘になる。しかし心配され、それが常識的に真っ当な場合、「心配するな」とは言えないだろう。う、う、う、ううう。 普通はどう書くのかと考えてみるが、しかし普通はどう書くのかに従って書くと、どうも誠実さに欠けるきらいがある(アホ)。真剣に考えてくれているのに対して、まるで悪名高いお役所仕事のように、例文の引用で済まそうだなんて!とも思い。 そして、そうこうして引き延ばしているうちにも時間は経過し、常識的に考えれば、心配はさらに現実味を帯びてくるわけよ。まるで私が欝で自分に閉じこもっていて、返事も書けないような精神状態であるかのように! 見れば、それがスゴイ勘違いであることがわかるであろうのにも関わらずだ。 私は愛しい人の御尊顔を拝謁する為にDVDを前にして、「これを全部みる為にはツマリおよそ24時間もかかるわけかよ?」と思い、「ちょっとあなた、私は根性が無いのでシンドイわ」などという事に悩んでいるのに。 …マイッタ。 モヨモヨしている。 …………………………………………、 …………………………………………。 よし、 とりあえず、
明日こそ書こうと思う(おおおおおお!反省は?)
ウルチャイ、ウルチャーイッ! ひかえおろう、この紋所(前頭葉)が目に入らぬか(眼球の上後方にありますゆえ入りませぬな)。妾は風呂に入って寝るのに忙しいのじゃ(それでいつも忙しいんだー)。 明日でも同じ事は!明日にすれば良い!(怠惰の憲法) 私は、今日を生きる!(…と言うと、カッコ良さげだ)
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