非日記
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休みでエエアンバイに寝ていると、大家さんがやってきた。 「休んでたんですか?すいません」と来る。大家さんは「私ももうお迎えを待つだけになりました」等と日々漏らすように大分歳で自分も毎日しょっちゅう寝てるので、ラッキーな事に「昼間っから寝るなんて!やる事ないんか!?」等とは言わんのだ。 つーか、ここに来た当初、あまりに早くから寝まくって(日が落ちるとともに就寝)、「行方不明じゃ!?」と心配かけたので、馴れてしまわれたんかもしれない。
で、それは良いんだが、何かしら?何かやったかしら?と思ったら、 おもむろに封書を出し…
ちょっと大家さん!駄目じゃないのーッ!!! 他人に役所からの通知や株式なんか見せて「意味がよくわからんのですが、どういう意味でしょう?」等と相談したら!!駄目でしょ!? そんな物は隠しなさい!
…とは言えない私だった(駄目なのはおまえだ)
「これはどうやら、○○で大家さんが申請していた○×に関する事が通りまして、○△日に金××円が、○◇の△△口座に払い込まれたという話のようです」 「まあそうでしたか」 「そうみたいですよ。そんじゃ」 大家さんが林檎を視線で捜している間に、フワフワ素早く撤収。先日貰った林檎がまだ一個残ってるのだ。これ以上貰ったら腐る。
昔から時々、私は生活に困ったら老人を騙して生きていけるのではないかと、それはひょっとして物凄く簡単なのではないかと、やたらドキドキすることがある。 全ては私の良心にかかってるんだな。恐いだよー。 でも大丈夫だ。アタイ騙そうとしたら、直ぐ失敗するけえ。
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