非日記
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せっかく十月で、どこもかしこもハロウィンめいているので、私もカボチャを描こうかと思った。が、つい、食べてしまった。
「大家さんがこれでも供えてあげてください」 と、梨をくれたのだが(私の人生は梨まみれ)、わあ、次に戻るのは四十九日の法事なのだよ。まだ時間がどんどこあるのだよ。冷蔵庫に入れている。 私のこれまでの経験上、うまくすれば二ヶ月はもつ。下手をすると二週間で風邪を引いて、永久の眠りにつく(冷え過ぎた時とか)。
冷蔵庫で今もっとも危険なのは、キュウリだ。 スーパーで買ってきた、お手軽「酢の物のもと」があるのだが、これが案外旨いのだ。私のつくる三杯酢よりだんぜん旨い。キュウリを切ってそのままかけるだけで美味しく食える。自分で三杯酢をつくって酢の物をつくる時は、ジャコかワカメとでも和えたいところだ。 「あなたはお酢で健康の人よねー」 といわれた事がある。別に健康じゃないが、酢の物は好きだ。洋物のも好き。 たとえババアと言われようと、時々、鬼のように酢の物が食いたくなるのよ。酸味の強いのが。なんだろう?体が酸性にでもなってるのかしらん。
現実逃避> 私の最近の逃避は、いきなり時空を遡ってSWに戻っている。後ハリポッタの原書の続きを読もうかという気分だ。 ちょっと、およそ一ヶ月前までの時の流れに、精神を断絶されたので暫く戻れない感じだ。はあん。
人はSWは人気があるから嫌なのだそう。私もどっちかというと、あまりに大人気な物からは身を引いてしまう方だから言う事と気持ちはわからんでもないが、好きになっちゃったら気にしない方だ。
心理テストなどで毎度マニアックにされるのが解せない。 趣味も割りと普通なのに。SWはアナオビだし。 そら、アナパドに行かないところが真っ当でないかもしれないが、だが、マニアックではないだろう。仲間もイッパイいる模様だ。
仲間がイッパイいると楽ができて嬉しい。自分の頭を無理に酷使しなくても、人様が大量に製造してくれる。すごくラッキーだ。 時々人気のあるものに魅かれ、フラフラする由縁。だって、もしそれを好きになれたら激しくラッキーじゃないか。そしてチャレンジ。この世に私のまだ見ぬ萌があるんだと思うと…ツイ。 良いのよ。私は足が遅いが尻は軽いのよ(最悪ではないのか)
ちなみに、クワオビは最後のフォースの姿の時にクワイガンがいなかったので(名前すら出てなかったから仕方なかったんだろうが)、遥かに次席だ。 ep1の時はそれも良いなって思ったんだけど。
しかし基本的に、初期三部作だってベイダーが主人公に見え、しかもベイダー卿はケノービにホの字だった事は間違いなかったのだ。奴はベン・ケノービとではなく、自らの愛と戦っている。ここは固く言える。幼い私も確信したほどだ。
私見、ベンもまんざらでなかった(言い切るか) まんざらでなかったどころか、激しく執着していた。 だって、ルークに父親のことを言う時、やたら庇っていた。無駄に庇っていた。 おまえの父親は手におえんロクデナシだった、と言いきった方が、敵心が燃え上がったかもしれんだろう。ま、ベンに対する敵意が生じた可能性もないでもないが、しかし知らんのだからな。普通は鵜呑みにするじゃろ。
あれはルークの為というより、事実そういう気持ちだと感ぜられる。ダースベイダーとアナキンは別人だと割り切ろうとしきりに努力して悶絶している感じだ。 ああ、そんなに自分に言い聞かせねばならない程ラブだったのね?と思っちまう。
だが別人ではなく、なりえない。 アナキンでなければ、ダースベイダーにならなかった。そしてダースベイダーはアナキンなんだ。ケノービはアナキンがダースベイダーになっても、アナキンへの気持ちを失わなかったし、それを肯定し続けたのだから、もしもそれがわかったのなら、戦うことはできないんだ。そうだろう。 切られるところは、だから受け入れたように見える。自身の葛藤も、彼の葛藤も許したように見える。
オビ=ワンはずっと、アナキンは死んだのだと思おうとした。そしてアナキンが死んだ時、オビ=ワンという自分も死んだのだと。ベンと名前を変えていたのは、そいう気持ちもあったようにも思う。だが死んでなどいなかった。アナキンも、オビ=ワンもだ。 オビ=ワンがそれを認めたのは、長い歳月の後も、対峙した際、ダースベイダーがベンをオビ=ワン・ケノービとして認めていたからじゃないだろうか、とそう思ったりもする。だからベンは、ルークにダースベイダーを倒すべきだと言い聞かせてきていたのに、オビ=ワンに戻って剣を引いた。 ダースベイダーがオビ=ワンとして認識していたからだ。
ちょうど、ラストで、ルークがダースベイダーをアナキンとして呼び続けた為に、ダースベイダーがアナキンとしてルークを助けたようにだ。 そう考えると、直後のダースベイダーの何が起こったのかわからん戸惑った感じは、ただ死体も残らず煙の如く消えたからじゃない気もするな。オビ=ワンがダースベイダーをアナキンとして認め、だがそれが一瞬だったので混乱したようにも思える。 虜であった状態にバグが混じった感じだ。一瞬後には無かった事にしているようだが。
そう考えると、あれは確かにああでなければならなかったのかもしれない。「何しに生き残ってて出てきたんだケノービ。ただ主人公の背を押して、状況説明をしてくれただけかえ?」って初めて見た時思ったものだったが、あのラストへ向って、なければならない伏線になったのかもしれない。 種が撒かれたように。そしてそれがラスト、息子のルークによって芽を出し固いコンクリを割るようにダースベイダーを内側から裂いたのかもしれない。 種が撒かれなければ、芽を出し根を伸ばすことはないんだ。だとしたら、やっぱり重要だったんだよ。そんな気もするな。
ダークサイドとライトサイドを絶対的にどちらが優位ということもなく共に内包していたのだから、確かに彼は予言の通りフォースに調和をもたらす存在…ということになるのだろうか? オビ=ワンはアナキンがライトサイドであることに固執したが、だが結局は認めざるえなかったかもしれない。アナキンはダークサイドでありライトサイドであり、そのどちらでもない事を。結局、アナキンがダークサイドに強力に魅かれていくのも、ep1と2を見れば、ライトサイドであるジェダイがダークサイドを全く認めようとしない強硬な姿勢にあったようにも見える。 アナキンは自分の半身をしか認めず、残りの半身を拒絶するライトサイドへの苛立ちと怒りを募らせていくように思えるものな。
映画を二回見たことがるぐらいで、よく知らんし、よくわからんな。ep3もまだだし。んんん、きになるわ。大虐殺が。 どんな風に大虐殺するのだろうか。気持ち良いと良いのだけど。ストレスがたまってるのか、大虐殺が楽しみで楽しみでしょうがなくて、時々悶絶してるんだが。 その所為で、今この時に、SWに寄っているようなものだ。
「ヨーダは偉いしすごいので良し、等としても、何故おまえだけ生きているオビ=ワン!?ep.2までを見たところでは、間が抜けてるっていうか、オッチョコチョイっていうか、SWをコミカルにする為に生まれてきたキャラなの?っていう感じだのに!」 という謎がとけるかもしれない。
……そこに愛があると良いな(笑)
そしたら私、アナオビにアタシの大事なものをア・ゲ・ル☆のを迷わないんだが。 (大事なもの=萌心) オビ=ワンを見ていると、私が見落としていただけでベンも愛らしかった気がしてくるのがミステリーだ。
ダースベイダーは可愛かった(断言)愛らしいんじゃなくて、可愛かった。 そして攻で。奥さんには受で。基本スタンス。
私は個人的にハン・ソロの顔と設定が好きで、レイア姫とのハーレクインで少女漫画な展開に胸ときめいたのだが、しかし気になったのはあそこの二人だ。 そして今、時を越えてやおい文化に花開いている。
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