非日記
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| 2003年07月29日(火) |
じゅおんのCMを見ました。 |
お腹イッパイだ。ごちそうさま。 いえ、奮発して(いつもフンパツしてるな)ゴーストシップを見たわけだ。 (え?ハリの五巻から全力で逃避してるですって?あらそうなの。今それは言葉責めなので言ってはイケナイのよ。破廉恥な) そしたら新作案内で入ってたわけだ。 既に、ここでお腹イッパイになりかける私。まだ本編が始まってもいませんよ。
ゴーストシップ> 私のホラーは最初の五分で主に終った。本編はあまり怖くなかった。「オチがちょっとね」の意味がわかったよ。 いや、私は怖かったよ。最初の五分が。私の求めていた恐怖ではなかったが。最初の五分が一番怖くて、後ずーっと、それだけが頭を回っておりましたともよ。
ちっちゃくしないで!ちっちゃくしちゃ駄目! なんでちっちゃくすんの!(何を)
そこらへん、人が言うには、 「ウキウキした☆」 恐ろしいオナゴだよ。どこがビビリなんだ。私の方が断然ビビリだよ。 ワタクシ達、恐怖のツボが面白いぐらいズレてるのね。 人はゲームの方が怖いのだそうだ。私はゲームの方が怖くないのよ。ゲームの場合はそういう怖さでなくて、緊張と一緒くたで、スリルって言うのだ。映画なんかで自分の方では何もできなくて、ひたすら見てるだけの方が怖い。意識しなくて咄嗟に身体が動くんだ。それで椅子を壊したわけ。
人「ゲームの方が怖い。くるっと百八十度回って速攻逃げるわよー」 私「だから逃げられるじゃないの!」 というわけ。
その昔、布団かぶって「あなたの知らない世界」を見ていたような私は、遊園地のお化け屋敷に「入りたいけど、一人で入るのは怖いから一緒に入ってくれ」と親にごねました。最初は一人で入ろうとしたんだけど(てゆうか一人で行けと言われた)、入って二歩も行かない内に入口から顔を出して「一人は嫌」と親を呼んだのだ。 そして、親子で仲良く入った…瞬間に一人猛ダッシュ(人非人)。 何か後ろで「ガタン!」とか「ブシュー!」とか「ピカッ!」とかなっていたようだが、仕掛けより早く走ったので、何が起きていたのかよくわかりませんでした。ただ、ものすごく怖かったのは確か。
幼児にしては記録的早さで一人だけ出口まで走りぬけ、受付のお兄ちゃんに「え!?今入ったのに!」と驚かれたのは良いのだが(出口は入口の横)、我侭言って無理やり連れ込んだお父チャンを置きざりにしてきた事に気付き、泣く泣く戻りました。 親父さんたら入口付近でトロトロしてたよ。それどころか置いていかれたので「ついていかなくて良いのか」と入口から出ようとしてた(注:親父さんも怖がり)。 自業自得だが、恐怖の道を逆走したあげく二度も通るはめになった(一回分の料金で都合三回も通り、係りのお兄ちゃんに笑われた)。ちなみに二度目は親にピッタリ張付き、シッカリ目を閉じていたので、やはり何が起きていたのか、わからない。ガタンプシューとか言ってたのは覚えてる(何しに入ったんだ) いや、恐怖は充分に堪能したよ。
つまり、私はそういう恐怖を求めていたのだ。 細切れになったりするフィジカルな奴じゃないのだ。だって日本人だもん。
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