非日記
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レッスン1> 某「そろそろ焦ってるんですよ。急がないと○×歳になってしまいますから」 私「私なんか、もうなりましたよ!今日!」 某「…あ」 ハハハ。 良心が傷むなら、言う前に、か・ん・が・え・ろ☆(←人の事言えない)
レッスン2> 私「ところで、知ってます?今日は私の誕生日なんですよ」 母「あれまあ、そうだったの!なんというべきか…」 私「御愁傷様、とかかなー。○××○だし」 母「そうよねー。今のままじゃ世話してもらえないじゃないの」 私「世話?何だって?」 母「世話してもらえないって」 私「何を?」 母「私を」 私「誰が?」 母「お姉さんが」 私「せんよ、私は。長男がいるでしょう、長男が」
レッスン3> とりあえず、メールを送って様子を見てみる。特に何の問題もなし。今迄のところでは、覚えていれば何かしら言うはずだ。 思ったとおり、忘れてるナ☆(ニヤリ) このチャンスは逃せない。よって電話の許可をおねだりしてみる。
私<ところで電話できるかしら?> 某<できるわよ。いつがいいの?> 私<今よ>
後に伸ばして、どこかで何かの拍子に思い出さないとも限らん。今でなければならないのだ。今、この瞬間(とき)でなければッ!
某<良いよ>
罠とも知らずに、ククク…(邪笑)さあ来い、我が手のうちに!そして踊れ!
電話↓
私「ところで、ねえさんは私に、何か言いたい事なんかあるんじゃないかしら?」 ↑水をやってみる。どこまで伏線を張るか、この辺が緊張のしどころだ。張った瞬間にバレる事もあるからな。
某「ええ?なに、なんかあったっけ?」 ↑よし、ゼンゼンだ。敵はまるで気づいていない
私「いや、あるんじゃないかな?と思っただけよ。勿論無いなら良いんだけどね☆」 ↑いかん。これから起こる(起こす)事への期待が思わせぶりになって漏れてしまう。だめよ、焦っては!喩えるなら、サバンナの丈高い草に隠れながら次第に獲物に近づく気持ち。何かに気付いてキョロキョロし始めたが、ここに伏せってにじり寄っている私にはまだ直接気付いていないようだ。 ハァハァ、久しぶりで興奮するわネ!(死)そろそろだよ。腕まくり。
某「えー?なによー?(私、何かしたかしら?)」 ↑さあ、私の勘ではここだ!今よッ!
私「いや、今日は私の誕生日だからさ」 ↑がおー
某「あッ、ああ!ああ、そうか!忘れてたわ!そっかー!アハハハハハ!」 私「ホホホホホホホ!ええそう、そうだったのよ!アハハハハハハ!」
↑勝ーッた☆勝った勝った☆
お腹いっぱいだ。満足(悦) こういう悪い遊びをするのは大人げないかもしれないが、なんてゆうか一番の趣味なのだ。 例えば、犬とか「あげないわよ」というフリをして、ガッカリして諦めたところに「はい」とあげるとか。なんにも知らないフリをしてプレゼントには密かに一番欲しがっているものをやって「ギャフン」と言わしちゃろうとか、そういうヤツだ。難しいから余計に、「これはチャンス!天運は我にあり!」となったら、やらずにいられん。そんなモッタイナイ。やってしまうよな。 うまく決まると、桁違いに楽しいのだ。誕生日だったんだから良いじゃないの、ちょっとぐらい。 それに、姐さんは私が遊び過ぎて疑心が強くなり勘が鋭くなってしまったので(昔は色々もっと簡単に騙されていたきがする。今は畜生「わかりやすい」と言われるからな)、上手くいった時の歓びもひとしおだ。
ふふふ。嗚呼、良い誕生日だった!
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