非日記
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2003年06月25日(水) 旅の途中。

無論、旅から戻ったわけではありませんとも。行く費用がないのに、帰る費用があるわけがなし。そんな感じだ。
休日も、ボサっと眺めて

「…………ここの意味がサッパリわからん…………」

唸り困惑し頭を抱え、「おいおい、読み終わるのは一体いつだよ?」と自分を罵っている間に、概ねとく過ぎ去り。
この本が最後まで一応でも、意味間違ってても、読みとおせたなら、ハッキリ言って私は威張るね。「英語の本を一冊読んだ!」と。
表紙外したら黒い。このブ厚さと良い、まるでバイブルだ。
何故かUK版(だから飾ろうかと…)

「…あれ?予定では今頃ここまで進んでいるハズだったんだけど?」
まるで原書講読講義の予習のよう。ああ、でもあの時分は皆で手分けしたものね…。わかんなかったら一緒に考えてくれる(てゆうか教えてくれる)人が居たもの…。あはん。

だいたいは、誰かが「こういうこと?」「それってどういうことよ?」「わけわからん」と考え考え、言いあってるうちに、誰かが「あ、わかった!きっとこういう事よ!…で、…ね、…でしょ!?」と言い出し、「おお!きっとそうだ!」「スゴイ!」「あんた、天才だ!」「素晴らしいよ、ムスカ君!」「わー!パチパチ!」と拍手喝采、「よし。じゃ、そこはそれで。で、次の個所ね…」「ゲー(意気消沈)」となるのだ。

現実逃避中。

なんだって、人様は一日で要点が捉えられるんだ!?おかしいよ、人は!(おかしいのではなく、賢いのでしょう)

よって、連絡してみる。
「タスケテ、センセイ」
「私が助けて欲しいわよ」

物凄く懐かしい会話をしているきがするよ。

「…ってことじゃないの?」
「そうか!すごいわ、姐さん!じゃ、これがブイワンで、これがブイツーだったわけか!」
「ホホホホ!」
「む、ナニ笑ってるのよ?私が何してるかわかるっていうの?」
「○×の下にブイワンって書いて、○△の下にブイツーって書きこんでるんでしょ?」
「何故わかるのよッ!?そのとおりだ!」
さすが、四年間の学生生活は人の姿を瞼の裏に明瞭に映し出すに十分か。




ともかく、このスバラシイ英語駄目っぷりよ。
「えすが、ぶいした、おーを」とか言ってる状態だ。さよなら、私。

でもかなり助かった。英語を読む感覚がもう全くなくなって久しい状態なのだ。
絶対に現役学生の方が有利よねー。
おばちゃんは、のんびりいきまっしょい。
人が聞いてウケてくれる、私の素晴らしい誤訳を披露したいぐらいだが、やったらイケナイのでできなのが残念だ。それだけで笑えるだろうに(苦笑)


このままでは、私は一年以上(ここで)音信不通かいな。そりゃ流石にあるわけない。


やぐちまさき |MAIL